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頑丈なM16Aエンジンは過給機チューンが最適
お手軽感満点のスーパーチャージャー仕様が面白い!
軽さとパワーのバランスが整ったホットハッチとして、中古車市場で高い人気を誇るZC32Sスイフトスポーツ。フットワークチューンのみでも、軽さと旋回性高さを武器に質の高い走りを楽しめる逸材だが、やはり高速クルージングや中高速サーキットなど非力さを感じるシチュエーションも少なくない。
そこで立ち上がったのが、ボルトオン過給機チューンを得意とする三重県の“トップフューエル”。M16Aの有するナチュラルなフィーリングを活かしたままパワーを増強するべく、スーパーチャージャーチューンを敢行したのだ。
もちろん、ZC32S用のスーパーチャージャーキットなど存在しないため、トップフューエルはHKSのGTS7040ユニットを使用したシステムを独自に考案。スーパーチャージャー本体をオーバーヘッドマウントとしているのが特徴だ。
制御はトラストのeマネージアルティメイトで煮詰め、ブースト圧0.7キロ時に約250psまでドーピング。燃料系を強化してプーリー比を変えれば、さらなるパワーアップも可能というから恐れ入る。ちなみに、ZC32Sに搭載されるM16Aは1600ccながら300psオーバーにも耐える強度を持っているそうだ。
エンジン上方に大きなスペースのあるZC32Sだからこそ実現できたという、独創的なスーパーチャージャーレイアウト。サクションに繋がれたパワーチャンバーやカーボンのプラグカバーなども含め、ハードな印象を与えてくれる。
EXマニはモンスタースポーツのNA用、マフラーはトラストのパワーエクストリームを選択。エアロパーツはトライフォース製のフルキットで武装する。
フロントストラット/リヤトーションビーム式のサスペンションに組み込まれた車高調は、HKSのハイパーマックスMAX-IV GT。ストリート用として開発された逸品だ。ブレーキパッドはエンドレス製でパワーアップに合わせた制動力も手に入れている。
剛性の低いゴムマウントで保持されるフロントサスは、走行中にたわみやヨレが発生してアライメントが安定しにくい傾向にある。そこでトップフューエルではアルミマウントのピロアッパーを独自に開発し、操安性を高めている。
こうして鍛え上げられたZC32Sの戦闘力は凄まじく、現行ZC33Sのポン付けターボレベルを余裕で迎撃できるどころか、2.0Lターボクラスにも負けないほどだという。
数々のデモカーで培われたノウハウで歴代スイスポの性能を最大限に引き出すトップフューエル。ZC32Sをリトルモンスターへと進化させたいオーナーは、相談してみてはいかがだろうか。
●トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880
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トップフューエル
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