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造形自由度の高いフルバンパータイプで勝負!

大胆かつ統一感のあるスタイリングが決め手
2011年11月、名古屋を拠点にカスタムコンプリートカー販売をスタートさせた“クールジャパン”。今でこそ、オリジナルのエアロとホイールを主軸に魅力あるコンプリートカーを発信しているが、立ち上げ当初は厳選した市販パーツを使って独自のカスタム提案を行なっていた。

「市販パーツでもカスタムを楽しむことはできましたけど、いちクルマ好きとして見ればどこか物足りなさがありました。そこで、自分でも心の底から満足できる1台をユーザーに提案したい、仕上がりレベルを左右する組み付け精度などの品質を追求したいといった想いで、2012年にZN6型86と30系プリウス用のオリジナルエアロブランド“クールレーシング”を立ち上げたんです」とは、代表でありエアロデザインも手掛ける片岡さん。

現在は多様化するニーズを満たすために複数のエアロブランドを展開しているが、その根幹となるのはアグレッシブなスピードスタイルが楽しめるクールレーシングだ。静止時はもちろん、走行時もノーマルでは得られない立体感と奥行き感を与えて躍動感を放たせるべく、クールレーシングは前後ともに造形自由度が高いバンパースポイラーでアプローチしているのがポイントだ。

ここで紹介するのは、“Ver4 04R-GTW WIDE BASIC SET(フルキット価格:157万5420円)”。面とエッジを押し出しつつ、大型のバンパー開口部でフェイスにアグレッシブさをもたらす。純正のプレスラインとリンクするように造形されているため、大胆なデザインでありながら一体感あるスタイリングだ。

サイドセクションはシンプルな造形でありながら、クッキリと仕上げたステップのプレスラインやディフューザーエンドの立ち上げでワイド&ローなスピード感を力強くアピールする。


迫力あるボリュームとスピード感を備えたワイドボディを支えるのは、リムとコンケイブをコンビネーションさせたオリジナル2ピースホイールのヴェルズホイール・KCV02だ。


グラマラスなオーバーフェンダーは美しい面で魅せられるように造形、塗装の両工程で徹底した歪み取りが行なわれている。そのクオリティを得るためにも、塗装済みモデルでオーダーするのがベストだろう。

スポーツカー最大の魅せ場と言えば、颯爽と走り去るバックシャン。そこで、ダクトにマフラー、ディフューザー、リヤウイング…と、トータルで立体感と奥行き感を与えるスタイリングを構築する。

ライバルとスタイリングが被りやすい人気モデルには複数ブランドのエアロを揃えるだけでなく、トレンドも踏まえてデザインがアップデートされた追加バージョンやワイドボディキットを投入するなど、常にオリジナリティを追求するクールジャパン。
開発や生産体制の最適化で新型車種への対応力も強化されているので、愛車のスタイリングを際立たせる際には真っ先にラインアップをチェックすべきだろう。
●問い合わせ:クールジャパン TEL:052-693-9893
【関連リンク】
KHUL JAPAN(クール・ジャパン)
https://kuhl-japan.com/