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深リムから軽四まで幅広いラインナップ
例年東京オートサロンで多くの新作をお披露目するレイズ。今年はなんと36アイテムも加わり、総ラインナップ数は過去最大ボリュームの176アイテムにのぼった。その中から主にスポーツホイールを厳選して紹介していこう。
ボルクレーシング CE28 N-plus SL
鍛造1ピースホイールのCE28 N-plusに、さらなる軽量化を実現した「SL」が追加された。既存ラインナップの「CE28 N-plus」はベースとなったCE28の強度剛性をアップしたモデルで、「SL」はスポークサイドの切削やセンター部のマシニングなどにより、それからさらに1本あたり400gの軽量化を実現している。スポーティな赤のステッカーとバルブも付属。サイズは17インチと18インチ。
ボルクレーシング TE37V-PRO
旧車向けモデルのTE37Vに、強度剛性を高めた「PRO」モデルが追加。スポーク断面を厚くすることで9%の剛性アップを実現すると同時に、センター部のマシニングにより軽量化することで重量はTE37V同等に抑えている。リム内側にはタイヤのズレを防ぐローレット加工を採用。AE86のN2仕様などを想定し、タイヤの進化(グリップの向上)に歩調を合わせるべく旧車向けホイールも進化させている。サイズは15インチ。
ボルクレーシング TE37V spec-SR
TE37Vのカラー設定にシャイニングブロンズメタルを意味する「spec-SR」を追加。「21A」や「21C」には既に設定されていた「spec-SR」がTE37Vにも広がった格好で、ダイヤモンドカット(DC)リムとのマッチングが旧車らしい雰囲気を醸し出す。サイズは15~18インチ。
ボルクレーシング 21A spec-PW / ボルクレーシング 21C spec-PW
メッシュデザインの21Aと、往年の5スポークデザインを再現した21Cの両モデルに、プレスドダブルブラックを意味する「spec-PW」を追加。クリア感がありつつ引き締まった印象もある独特のブラックで、ガンメタなどともまた違ったダークな雰囲気を演出。リムはダイヤモンドカットした後にブラックを吹く処理が施されている。サイズはいずれも18インチ。
ボルクレーシング TE37 SAGA S-plus BLACK SHADOW LTD.
R35やRZ34のほか、欧州車などにも適合するハイパフォーマンスモデルで、カラーにマットトランスルーセントブラックを採用するTE37 SAGA S-plus BLACK SHADOW LTD.。従来は19インチと20インチの設定だったが、新たに18インチが追加された。
ボルクレーシング TE37 SONIC BLACK SHADOW LTD.
軽スポーツ向けにPCD 4-100の15インチと16インチを設定するTE37 SONICに、マットトランスルーセントブラックを採用する「BLACK SHADOW LTD.」を追加。サイズ設定は未定だが、軽スポーツの足元を妖しくダークに演出したいニーズにピッタリ。
グラムライツ 57NR LIMITED / グラムライツ 57CR LIMITED
鋳造1ピースモデルで9本スポークの「57NR」と、5本スポークの「57CR」にレイズブラックメタルコートを採用する「LIMITED」を追加。表面処理にいわゆるスパッタリングを施し、キラッと光る個性を表現。イエローのステッカーも装着され、彩度の高いドレスアップを実現する。サイズはいずれも17~19インチ。
グラムライツ 57NR Spec M
「57NR」には、主にコンパクトカー向けインチアップサイズをラインナップし、初めてホイール交換をするカスタマイズ初心者にも最適な「Spec M」を追加。カラーはグロッシーブラックで、ブルーのスポークステッカーを付属。リムのレイズロゴも同じブルーで彩られる。サイズは17インチと18インチ。
A-LAP
東北660選手権や軽耐久、K-4GPの参戦車両など、軽スポーツをターゲットにした14×6.0Jの鋳造1ピースモデル「A-LAP」を、今年も受注期間限定アイテムとして発売。軽量化のためスポーク裏側を波状に削ったバックウェーブスポークが踏襲され、インセットは40と45に加え、キャンバーを寝かせたセッティングで使いたい貴重な28も設定する。カラーはマットグラファイトとグラスブラックの2色。マットグラファイトには通常と異なる表面処理を施し、鋳出し文字がシャープに見えるようになっている。
●取材協力:レイズ TEL:06-6787-0019
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