目次
息子2人の名前に付けるほど好きな龍を竹で再現!
ドリフト界でも『龍』が活躍する年になる!?
ドリフト界の破天荒男、中村直樹選手が東京オートサロン2025でも破天荒ぶりを発揮した。とにもかくにもブースの演出方法が凄まじく、トレードマークの紫S15シルビアを巨大な龍のオブジェが囲むという前代未聞のド派手さだったのだ。

このオブジェを製作したのは、三重県で竹アートを専門に手掛ける“竹雀takesuzume”。竹害によって廃棄される竹を利用したアートを制作し、自然と人が共存する世界観をアピールする活動を展開している工房だ。

そんな竹アート工房と中村選手は、車両のステッカーデザインを依頼する“パーツショップTAKA”を通じて知り合い、どちらにとっても全く未経験だった、チューニングカーと竹アートという異色のコラボが実現することとなったそうだ。

作品のテーマは中村選手の2人の息子の名前に使われている『龍』。大きな龍がシルビアを跨いで飛び回るような立体的デザインとし、そこに幻想的なライティングを組み合わせて壮大な雰囲気に仕上げている。

また、リヤには竹を用いて本物の『竹ヤリマフラー』を再現するなどの遊び心も。

ちなみに、このS15シルビアはFDJ3への参戦を計画している小学6年生の次男、中村龍輝(リキ)選手が乗る予定のマシンとのこと。

さらに、長男の中村龍(リュウ)選手はD1GPへのフル参戦を表明済みで、D1史上初の親子対決が見られるかもしれない2025年。あいにく辰年なのは去年だったということだけが心残りだが、このコラボからは2人の『龍』が飛翔するシーズンがやってくることを予感させるに十分なインパクトを残してくれたことだろう。