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フロント65mm&リヤ70mmワイドで極太ホイールOK!
ボンネットに加え、ルーフ&トランクスポイラーも同時デビュー
末広がりの端部形状で低さを際立たせるエアロをリリースし続け、ドリフトユーザーを中心に愛用者の多い“BN SPORTS(BNスポーツ)”が、JZX100クレスタ用のワイドフェンダーを発表。フロント、サイド、リヤの3点エアロは従来品のままだが、いま見ても色褪せないスタイルに仕上がっている。

これまでは、マークⅡやチェイサーと比べるとやや不人気だったこともあって、クレスタ用だけワイドフェンダーのラインナップがない状態だったが、近年のベース車高騰によって立場は逆転。「最近はクレスタ用の需要が高まっていて、かなり問い合わせがあったんです」と開発経緯を教えてくれたモティン社長。

前後フェンダーはJZX100マークⅡ用タイプ3のデザインを踏襲しつつ、最新の切れ角アップや大径ホイールにも対応させるため、出幅はフロントが片側65mm&リヤが片側70mmに設定された。

リヤフェンダーはオーバーフェンダーデザイン採用しているが、ドア部を覆うパーツとトランク部分までを覆うパーツによってなだらかに盛り上げられているため、ワイド化しつつも全体のまとまりが崩れないように工夫されている。


前後フェンダーに加え、BNスポーツらしさ溢れる多連ダクトを採用したボンネットと、ルーフ&トランクスポイラーも同時にデビュー。これで外装パーツをすべてBNスポーツで統一することができるようになったわけだ。

そして、足元にはドリフターの間で爆発的な人気を誇るワークVS-KFの進化モデル“VS-KF#”をインストール。温故知新を感じさせるBNスポーツの超大作、流石である。
新たなフェンダー形状を盛り込んだ新作のS15用エアロもデビュー!

そしてもうひとつの新作が、こちらのS15シルビア用タイプTエアロキット。リヤバンパーのみ従来からラインナップされていたタイプ2だが、フロント&サイドはタイプ2よりも張り出しが大きくなり、上下の高さも長くすることで車高を下げていなくても低く見えるようになっている。

フロントバンパー&サイドステップは、タイプ2やディフェンドシリーズと比べてメインダクトを大型化。フェンダーとの同時装着を前提として設計されているため、より末広がりが強調されたデザインとなっている。

フロントフェンダーの出幅は片側約65mm。オーバーフェンダー形状が採用されており、前後バンパーとの接続部にはアタッチメントパーツが付属。後方には3連ダクトが設けられている。

リヤフェンダーの出幅は片側約75mm。サイドステップとリヤバンパーに装着されるアタッチメントによって全体のバランスが整えられるため、車高をそれほど下げられない競技車両であってもワイド&ローのスタイルを構築しやすくなっている。


ボンネット&トランクスポイラーは同社のBLSシリーズが組み合わせられ、派手になりすぎないながらもまとまりのあるスタイルが構築されている。

タイプTと命名されている通り、このS15シルビアはモティン社長の息子・高斗さんのために開発されたそうで、東京オートサロン出展後はエンジンや足回り等を仕上げて、本気のドリフトスペックへと進化させる予定とのことだ。
TEXT&PHOTO:Daisuke YAMAMOTO(山本大介)
●取材協力:BNスポーツ TEL:0296-30-5201
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