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最先端ドリ車から1000馬力ドラッグマシン、驚速EVまで勢揃い!

数少ない枠を求めて数多くのクルマ好きが殺到!!
4月20日に富士スピードウェイ全域で開催され、2万5000人が訪れた『モーターファンフェスタ2025』。このイベントの中で、 ウェブオプションがオンラインオートサロンとタッグを組んで、マルチパーパスコースを舞台に開催したのが『DREAM RIDE~走るオートサロン~』だ。


これは、東京オートサロンや湾岸BASEで話題となったチューニング&カスタムカーが20台集結し、その走りを助手席で体感できる奇跡のコンテンツだ。まずは、豪華という言葉では表現しきれないレベルの参加車両を見ていこう。
試乗枠はトータルで100枠ほど用意されていたが、その大半が当日先着順となっていたため、このDREAM RIDEに参加できた人は本当に幸運の持ち主だったと言えるだろう。ここでは、そんな超貴重な試乗権を手に入れた来場客の声を抜粋してお届けだ。

Red Bull GR COROLLA 試乗:ゼクセルさん
「最先端の競技ドリフト車両ってここまで凄いんですね! あまりの角度とスピードに衝撃を受けました! 箕輪選手も礼儀正しく、すっかりファンになっちゃいましたよ(笑)」
アクティブドライカーボンR試乗:いちまるさん
「クルマに乗って足がガクガクするくらい怖いと思ったのは初めてです。普段乗っているアクアと比べて、もの凄い速さだったのでメチャクチャ楽しかったです!」
TOP SECRET GT-R NISMO MY14試乗:カズチスさん
「以前ポルシェに同乗したことがあるのですが、マルチパーパスコースのストレートでの加速感はそれ以上でした! やっぱりトップシークレットのGT-Rは速い…。将来、チューニングされたスポーツカーに乗りたいという気持ちが強くなりました!」
アートテック花塚 DRAG-BCNR33試乗:yoshiさん
「もともとドラッグレースは見ていたのですが、実際に体験させてもらった加速は想像以上でまさに異次元! ゼロヨン10秒切りの世界って本当に凄いんだなって思いましたよ。」
CREWCH★クルウチGTR35 6MT4WD試乗:みやさん
「R35GT-Rは初めて乗ったのですが、息ができないほどの加速でした。ギヤは最初からMT車だったんじゃないかと思うくらい自然でしたね。父がS15シルビアに乗っていて自分もS14シルビアが欲しいのですが、やっぱりMT車は最高だと再確認できました!」
スターロード ファイターZ試乗:Nさん
「S30Zは見たことはあっても乗ったことはなかったので、エンジン音がもうただひたすら気持ちよかったですね!軽くテールがスライドするようなエキサイティングも体感できて感動しました。」
CLR ツインエンジンカー“双竜” 試乗:Tさん
「エンジンが2機積んであるのですごくトルクフルで4駆のトラクションもものすごいです!前後のエンジンから別の音が聞こえてくるのも振動が伝わってくるのも新鮮でした。普段サファリに乗っているのですが、動きは本当に4WDでしたよ。」
RainbowAutoジムニー試乗:kazuさん
「ジムニーとは思えないくらい旋回Gも減速Gも凄かったです。乗る前は正直侮っていたんですが、自分のFD3Sよりも全然速くて、コーナリングも怖くないし本当にスポーツカーみたいな動きをしてましたよ!」
マツキヨ MINI GT シバタイヤ 雨宮-7レプリカ試乗:ジュンちゃんさん
「初めてのドリフト走行の同乗走行だったんですが、想像以上に横Gがすごくてめちゃくちゃドキドキしました。レプリカ車とはいえアキラさんの腕前もすごかったです!」
Kansai GR ヤリス RZ Gen2 試乗:83さん
「小回りが利いて鋭くコーナリングしていくのが印象的でした。チューニングカーは初体験だったんですが、走る止まる曲がるがキレキレだったのでビックリしました!」
名門“カンサイサービス”は最新デモカーを緊急投入!

名門チューナー“カンサイサービス”は、最新ストリートチューンドの素晴らしさを一人でも多くのユーザーに味わってもらおうと、熟成を進めているマイナーチェンジ後のGRヤリス(ATモデル)を持ち込んだ。

エンジンは、HKSパワーエディターを駆使したブーストアップで出力を約330psまで向上。足回りはHKSのハイパーマックスRでセットアップし、空力性能の向上とスタイルアップを実現するオリジナルエアロを纏った完全無欠のストリートスペックとしている。

ホイール&タイヤは、アドバンレーシングTC-4 SE(9.5J×18+45)にアドバンネオバAD09(255/35-18)の組み合わせ。「公道仕様なので、タイヤは安定感のあるアドバンネオバAD09にしていますけど、GRヤリスとの相性が良くてメチャクチャ楽しいですよ!」とは向井代表。

続けて「速さと快適性の両立がカンサイサービスのチューニングポリシーです。6速MT/8速AT(GR-DAT)含めて、マイチェン後モデルのチューニングもどんどん進めていきますのでご期待ください!」とのこと。スバルや三菱の4WDスポーツチューンで培われた技術力を武器に、GRヤリスと向き合うカンサイサービス。オーナーはその動向に注目されたし!
史上最年少のドリフトドライバーに編集部からプレゼント!?
箕輪大也選手によるDREAM RIDE参加車両インプレッション
試乗ドライバーは、飯田章選手、佐藤公哉選手、坂口夏月選手、粟野如月選手、深田一希選手といった現役のレーシングドライバー&ドリフトドライバーが務めたDREAM RIDE。その中で、群を抜いて『若さ』を発揮していたのがRed Bull GR COROLLAを駆る箕輪大也選手だ。


ドリフトのキャリアは約10年を数え、現在は国内外を問わず競技ドリフトの最前線で活躍する箕輪選手だが、年齢は15歳で高校1年生になったばかり!! もちろん運転免許が取得できる年齢ではないため、ドリフトの腕前は超一流でもまだまだ色々なクルマに乗るという経験値は少ないはず…!? そこでウェブオプションでは、今後の糧にしてもらうべく厳選した2台のマシンに試乗する枠を特別に用意させてもらった。
CREWCH★クルウチGTR35 6MT4WD


「思わず欲しくなってしまいました…」
1台目に試乗したのは、クルウチが製作したR35GT-Rのゲトラグ6速MT仕様。独自のブーストアップで出力を高めたVR38DETTを、マニュアルで操れるという奇跡のチューンドだ。
「乗って一番驚いたのは、身体が後ろに持っていかれるような加速感でした。R35GT-Rは今回が初体験でしたが、メチャクチャ速いんですね!! ミッションは2ペダルから3ペダルに変更されていましたが、ペダル位置を含めて全く違和感がなかったです。トルクフルなエンジンや4輪で前進する独特の加速感、とても良く効くブレーキ…等々、ドリフトマシンとの違いを感じることができて楽しかったです!」と箕輪選手。
TESLA MODEL XPlaid KOKORO


「信じられない加速感! EVドリ車の誕生に期待です!!」
2台目にチョイスしたのは、ハートアップワールドが持ち込んだ1020psというモーター出力で0-100km/h加速2.6秒を誇るテスラのモデルX Plaidだ。
試乗を終え、降りてきた箕輪選手は満面の笑顔で「…いや、このクルマはヤバいですね! 加速感が異次元で、100km/hまで一瞬。エンジンとは出力特性が違いすぎて、もう本当にビックリです! 将来的には、こういったハイパワーなEV車両でドリフトマシンが作れたらすごく楽しそうだなと思いましたね」と話してくれた。

この先、さらなる活躍が期待される箕輪選手。今回乗ってもらった2台が、今後のキャリアの中で何らかのヒントになってくれれば幸いだ。
次回はスケールアップ予定!?

大盛況のうちに幕を閉じたDREAM RIDE。自分の想像を超える限界領域の世界を体感でき、プロのテクニックを間近で見れるまたとないチャンスにいずれの参加者も大興奮。来年はもっともっと凄くなるはず。現場の瞬間を切り取りながら、そんなことを思った次第だ。
【関連リンク】
モーターファンフェスタ2025
https://motorfanfesta.com/2025/