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T6061素材削り出しの鍛造ディスク!
13インチ〜15インチまで旧車にベストマッチなサイズ展開!
1977年にウェッズ初の鍛造ホイールとして発売された『RACINGFORG(レーシングフォージ)』。そのデザインやコンセプトを継承しつつ、現代の技術を駆使した復刻モデルが旧車乗りの間で話題を呼んでいる。

新たなレーシングフォージは、T6061素材を削り出して作られる鍛造ディスクに、アルミの円盤を圧延するスピニング製法で作られたリムを組み合わせた鍛造3ピースホイールだ。軽量かつ高剛性を持ち味とし、サーキットでの走りの違いを生む高性能モデルとして認知されている。

そして、メインターゲットの1台となるAE86に対しては、ノーマルフェンダーに合わせるサイズ設定への拘りも凄まじい。13インチの場合は7.0Jプラス6、7.5Jではプラスマイナス0近辺、14インチでは7.5Jマイナス1がお薦めだ。さらに、15インチでは7.0Jプラスマイナス0に加え、7.5Jのプラス7とマイナス6、8.0Jプラスマイナス0が、タイヤの引っ張り具合などを合わせることでノーマルフェンダーのツメを軽く折る程度でしっくり来る設定となる。



レーシングフォージには2色のカラーバリエーションと、2種類のディスクデザインがある。4本スポークデザインはN、ディッシュタイプがF。ゴールドがG、レッドがRになり、それぞれを組み合わせることで、名称はNR、NG、FGになる。

左が14インチで、右が13インチ。サイズによってスポーク長が異なるため、印象も大きく変わってくる。

スポークがマシニングによる削り出し加工で製作されるため、エッジが立ったデザインになりシャープな印象を与えてくれる。

ピアスボルトの形状や数、リムステッカーなども初代モデルを踏襲しているが、開発時は当時の設計図が残っていなかったため、初代の現物からデータを取って製品化したそうだ。

ちなみに、このAE86が装着するのは7.5Jマイナス1×14で、185/60R14を引っ張り気味に組み、スペーサー無しで履いている。とくに、14インチは「7.5Jはプラスマイナス0がジャストフィット」と言われている定番サイズを、さらに1mm追い込んだ設定(車検ギリギリOK)で、レーシングフォージの復刻担当者が拘った部分だったりする。ウェッズの旧車愛がこもったレーシングフォージ、愛車の足元を彩るアイテムとして検討してみてはいかがだろうか。
製品仕様
Weds RACING FORG
13×8.0J〜9.0J(競技用モデル):9万3500円〜9万6800円
13×6.5J〜10.0J:7万7000円〜8万8550円
14×7.0J〜11.0J:8万8550円〜10万1750円
15×6.0J〜11.0J:9万8450円〜11万8250円
●問い合わせ:ウェッズ TEL:03-5753-8201
●取材協力:Garage19 MACHIDA 東京都町田市根岸2-1-5 TEL:042-793-4050
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