「年に一度のレイズマニアの祭典!」レイズファンミーティング2025レポートPart.1

工夫を凝らした履きこなしのマシンに密着!

富士スピードウェイで毎年春に開催されているモーターファンフェスタ内の定番イベントとして定着している『レイズファンミーティング』。レイズホイールを装着しているオーナーカーを展示して、オーナー同士の交流を深めようというイベントだ。今年もホイールの履きこなしにひと工夫を凝らした参加車両をピックアップしてご紹介しよう。

RX-7[FC3S]

ボルクレーシングTE37SAGA SL(F:9.5J+22×18 &5mmスペーサー/R:10.5J+15×18)
アドバンA052(F:265/35R18/R:295/35R18)

約11年ぶりにガレージから復活させたというYASUさんのFC3S。エンジンはTO4Sタービン仕様でリビルドし、塗装やボディもリメイク。ホイールにはTE37SAGA SLを新調し、全体をフルリフレッシュした。

注目すべきはリヤの10.5J+15サイズを収めるために、完全ワンオフでブリスターフェンダーを製作した点。「タイヤとホイールを装着した状態で板金屋に持ち込み、現物合わせで作ってもらったんです」と語る。ホイールありきで完成させたボディメイクは、オリジナリティ満点だ。

GRヤリス[GXPA16]

ボルクレーシング21C(F:9.5J±0×18 &15mmスペーサー/R:9.5J±0×18 &35mmスペーサー)
レグノGR-XⅡ(FR:265/35R18)

パンデムワイドボディ仕様のGRヤリス。オーナーの田中さんは、車両購入前からこのボディキットの装着を決めており、公認車検も取得済み。ホイールには、かつてのグループCマシンを彷彿とさせるデザインに惹かれて21Cを選択した。

4WD特性に対応するため、前後で同サイズのホイールを用いながら、スペーサーでツライチにセッティング。さらに、ブレンボのモノブロックキャリパーを投入してブレーキも強化。見た目と走行性能を両立させた1台に仕上げている。

スカイラインGT-R[BNR34]

ボルクレーシングTE37V MARK-Ⅱ(FR:10.0J-25×18)
アドバンA052(FR:265/35R18)

TE37VマークⅡのフェイス2を、スペーサーなしでナローボディにインストール。ホイールはワンオフ塗装で仕上げ、足元に強烈な個性を与えている。

元々は255サイズのタイヤを履いていたが、より肉厚感を求めて265サイズに変更。フェンダーは軽くツメ折りしただけだが、最初は干渉もあったという。「それでも気にせず走っていたら、フェンダーが勝手に“育って”いき、今では干渉せずに走れています」とはオーナーの山口さん。タイヤとホイール、そして車体の自然な“なじみ”によって完成したスタイルだ。

86[ZN6]

ボルクレーシングGROUP C(F:9.0J+45×17 &13mmスペーサー/R:9.0J+45×17 &15mmスペーサー)
ディレッツァZⅢ(FR:215/40R17)

クラシックなレイズホイールへの深い愛を持つ秋山さん。86の足元には、1993年製のグループCを装着。本人曰く「生まれる前に流行ったモデルに惚れ込んだ」とのことで、ヤフオクで入手後、塗装を含めたリペアを施し、美しく再生させた。

さらに驚くべきは、リム内側のサイズステッカーまで忠実に再現している点。9Jサイズ(R32 GT-R向け)をベースにスペーサーで調整し、きっちりとツライチでフィニッシュ。新旧の美学が融合した、オリジナリティの高いスタイリングに仕上がっている。

Part.2へ続く
●取材協力:レイズ TEL:06-6787-0019

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https://www.rayswheels.co.jp

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