「公道で使用できるバケットシートの基準とは?」日本向けスパルコシートの最新事情に迫る【東京オートサロン2022】

輸入代理店が自社で保安基準適合シートレールを開発!

ワンメイクレース車両から適合拡大中

社外のバケットシートを公道で使用するためには、シートだけでなくシートレールもセットで保安基準を満たす必要がある。そのため、多くのメーカーがシートとレールをセットで開発・販売しているわけだが、スパルコの場合はそうではない。

東京オートサロン2022で展示されていたスパルコ用保安基準適合シートレールは、シートの正規代理店を務める“エンパイヤ自動車”が自社で開発したものなのだ。

「競技用ではなくストリートでも使えるシートとして販売するためには、保安基準適合のシートレールが必須です。純正と同等の耐久性や強度を持たせるため、かなりのコストがかかっています」。そう語るの、エンパイヤ自動車の渡部さんだ。

強度確保のため、溶接だけでなくビス留めも併用するなど安全性確保への努力は凄まじい。当たり前ながら、車種によって最適なレール形状は異なるため、開発にはかなりの時間と費用がかかるという。

この保安基準適合シートレールは、3万円ほどで発売予定とのこと。シートとレール合わせても約10万円ほどで公道使用可能なバケットシート化が実現するわけだ。まずは86やヤリスといったワンメイクレース車両から展開し、いずれは定番スポーツモデルやジムニーなどにも適合させていくそうだから期待したい。

●取材協力:エンパイヤ自動車 TEL:048−682−2880

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エンパイヤ自動車
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