【粟野如月コラム】「マシントラブル発生!?」800馬力のBCNR33でドラッグフェスティバルに参戦!【KISA’s DRIFT LIFE vol.82】

今回もガレージアクティブさんのお世話に!

新たな相棒は800馬力のフルチューンBCNR33

2022年2月26日、今年もドラッグフェスティバル(通称ドラフェス)がセントラルサーキットで開幕しました。普段はドリフトまみれな私ですが、ドラッグレースの雰囲気も大好きなんですよ!

私としては2021年シーズンの開幕戦以来、約1年ぶりの参戦となります。セントラルサーキットも、スタートラインのツリーも、久しぶりでワクワクしました。ドラフェスは前日が練習日なのですが、過去3戦ともなぜか雨..。毎回ぶっつけ本番状態でしたが、今年は天気に恵まれ、前日練習をキッチリ行なうことができたんです!

私の新たな相棒はこちら! ガレージアクティブさんの「ワイドボディストリートR(BCNR33)」です。東京オートサロン2022会場でご覧になった方も多いと思いますが、私も皆さんと同じようにカッコ良くて綺麗なチューニングカーだなぁ…と、ブースでジックリ眺めていたんです。そんなデモカーを走らせちゃう坂本さん、男前すぎますよ…!!

エンジンはビッグシングルターボの800ps仕様! 私史上過去最高馬力です(笑) ドキドキしながらスタートラインへ向います。

練習1本目。ドラッグレースの段取りを思い出しながらでしたが、ツリーのカウントダウンまでは順調…かと思いきや、クラッチミートの瞬間、あまりの衝撃にビビってストールさせちゃいました(笑) でも、その後はフィニッシュまで全開! 加速の凄まじさ、アッという間に流れていく景色に震えました!気持ち良すぎー!!

練習は計3本走れたのですが、タイムは11.118秒。昨年の自己ベスト(カーボンR32:10.994秒)には届きませんでした。自分の中で課題を整理しつつ、本番に挑みます…!

そして迎えたレース本番日。天候に恵まれ、大会進行も順調! エントリークラスはオープン10(10秒を切ったら失格)です。車両は10秒前半を余裕で狙えるスペックなので、もちろん目指すは優勝のみ!…のつもりだったのですが、予選1本目は前日からの課題だったスタートを克服できず、11.499秒。練習より遅い…く、悔しい…。

オンボード映像などを確認し、『次こそは何があっても右足を底から離すものか!』という強い気持ちで挑んだ2本目。スタート直後に大きな音が!? アクセルを踏み続けても全然前に進まない!? はい…、ドライブシャフト(右リヤ)ブローです…。

800psのワイドボディストリートR、結局、乗りこなすことが出来ないまま終わってしまいました…自己ベストも更新できず! くそぉ〜! 普段生活している上で0.1秒の違いってほとんど感じませんが、ゼロヨンの世界ではそれが全てなんですよね。コンマ1秒を削るために、みんな必死に戦っているんです。

結果は残せませんでしたが、ガレージアクティブの坂本さんには本当に感謝しかありません。ありがとうございます!

ゼロヨンは敷居が高いとよく言われているし、私もそう思っていましたが、実際に参加してみるとドラッグフェスティバルは初心者さん大歓迎のアットホームなイベントなんです。有観客開催なので、コロナウイルス感染予防対策を万全に行った上で、ぜひ一度見に来てください。次戦は5月28日予定開催ですよ〜!

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