「盗難被害を乗り越えて20年!」JZA80スープラを愛し続けるオーナーの情熱

走りを楽しむためにメンテナンス&チューニング!

これぞ大人の走り屋スペック

オーナーが20年以上に渡って愛情を注ぎ続けているJZA80スープラの登場だ。購入当初は完全な週末ドライブ仕様だったそうだが、数年前から走りに目覚めてフルメンテを実行。不満がある箇所にはチューニングパーツを投入し、自分好みに走り込めるチューンドに仕上げてきたという。

エンジン本体はノーマルのまま、純正タービンの代替としてGCGのGTX-3076 GENIIを投入。F-CON Vプロによる制御で460ps(最大ブースト1.2キロ)を発揮する。冷却系もトラスト製オイルクーラーを投入するなど、余裕を持ったスペックが与えられている。

車高調はエナペタルダンパーベースのパワーハウスアミューズオリジナル品。ホイールはワークとJDMコンセプトのコラボモデルGT5(F9.0J+38 R10J+38)を履く。

フルバケットシートはレカロとTRDのダブルネームで販売されたRS-G、ステアリングはMOMOのレースだ。リヤシートは撤去し、少ない手数ながら走りを意識したインテリアメイキングを行っている。

エアロパーツは完全なミックス仕様となる。フロントバンパーはJUNオートメカニック製、サイドステップとリヤディフューザーはアブフラッグ製、ボンネットとリヤウイングはTRD製、サイドパネルはリドックス製という組み合わせだ。

これまでの20年は決して順風満帆だったわけではなく、未遂を含めて数回の車両盗難被害も経験したと語るオーナー。それらを乗り越え、週末サーキットスペックとしてステップアップを重ねるこのJZA80スープラは、オーナーが注ぎ込んだ愛情を全身から放っていた。

●取材イベント:D’z garage 5周年感謝祭

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