「GT-Rと真っ向勝負できる4代目プレリュード!?」ハイレスポンスなVTECターボが吠える!

心臓部は390馬力のH22A改GT2835ボルトオンターボ仕様

タイプR系にも負けないチューンドBB4の魅力!

1978年に端を発するプレリュードは、ベルノ店の発足にあたり専売モデルとして開発され、NSXが1990年に登場するまでフラッグシップとして君臨。そして2代目で日本初のABSを、3代目で世界初の4WSを…と、先進技術を続々と採用したスペシャリティカーだ。

1991年のモデルチェンジでスポーツ色を強めるが、その4代目BB1/4型に搭載されたのがH22Aエンジンだ。DOHCのF22BをベースにVTEC機構や可変吸気システムを搭載し、シリンダーブロックを従来の鋳鉄製からアルミ製として、軽量化と高回転化を実現。200ps/6800rpm、20.5kgm/5000rpmを発生させた。

そんなBB4プレリュードを刺激的なボルトオンターボ仕様で仕上げたのは、VTECターボチューニングの雄“トップフューエル”だ。

タービンはHKSのGT2835をセレクト。これは、プレリュードの車重やH22Aのトルク特性を活かすためで、低中速域の扱いやすさとレスポンスを引き出すのが狙い。最大ブースト圧1.0キロ時に390ps/45kgmを発生させる仕様。EXマニはトップフューエルのオリジナルだ。

インタークーラーもトップフューエルのワンオフスペシャルだ。H22Aのターボ化は冷却がカギを握るため、オイルクーラーも装備する。なお、エンジン本体は構成パーツの強度を上げている程度なので、ブースト圧をこれ以上かけようと思うとブロック自体の補強が必要とのこと。

エキゾースト環境は、ターボ用に抜けを確保したメイン80φのフルストレートマフラーを製作。このBB4はサーキット走行がメインながら、街乗りもするためにメタル触媒もワンオフ品が装着されている。

タイヤは225/45-17サイズのアドバンA050を装着。BB4は本来4穴ハブだが、BB6の5穴ハブを移植してホイールの選択肢を広げている。

ブレーキは、重量級ボディを確実に止めるべくフロントにブレンボ4ポット+2ピーススリットローターを装備して強化。なお、Sタイヤからの入力やターボパワーに対する耐久性を考慮し、ミッションには強化クロスが組まれている。

BB4特有のバイザーレス・メーターパネルは、今見ても斬新。これは、ドライバーとパッセンジャーが同じ情報を共有するという狙いで開発されたもので、後期型からオプティトロンメーターが採用された。ステアリングはMOMOのスパイダー、助手席側ダッシュボードにはデフィの60φメーターを3連で埋め込んでいる。

室内はリヤ周辺を中心に軽量化を行い、サイトウロールケージのクロモリ製7点式ロールケージで剛性アップを図っている。

このマシンは、NAメカチューンからターボ仕様にシフトしたこともあって、圧縮比を下げながらもレスポンスの良さは損なわれていない。何より390psのVTECターボパワーは強烈で、GT-Rクラスとも真っ向勝負できるレベルなのだとか…。恐るべしである。

●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880

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