「これぞ等身大のWRX STIチューンド」全VAB乗りに捧ぐ『かゆいところに手が届く』オリジナルパーツ群に注目!

ユーザー目線のチューニングアプローチ

クルマとしての懐の深さを伸ばしたYRアドバンス流VAB改造術

スバル車などのチューニング・パーツ開発・販売を手掛けている“YRアドバンス”のデモカー(VAB)は「街中からサーキットまで気持ち良く走れること」、そして「プラスα」の楽しみ方の提案がコンセプト。

エンジン本体はノーマルのままながら、ECUの書き換えで最大ブースト圧を1.52キロまでアップ。バッテリーの上部に見えるステーは、オリジナルパーツのアルミ削り出しアルマイト仕上げとなる“バッテリーホルダー(7000円)”だ。熱対策としてオリジナルの13段オイルクーラーもセット。パワーアップだけでなく、安心して走ることができるよう耐久性アップを図っている。

この車両は後期型がベース。鮮やかなイエローのキャリパーは純正のものだ。

足回りは減衰20段調整式のショックとフロント10kg/mm、リヤ8kg/mmのコイルを組み合わせたオリジナルのYR-S2エディション(19万5000円)をインストール。車高はノーマル比30mmダウンに設定される。

ホイールは、ノーマルと同じ245/40R18サイズのタイヤをツライチにセットできる9J+39サイズのTE37SL YRバージョン(24万600円/1台分)をセレクト。

マフラーはブリッツ製のニュルスペックVSRを装備。リヤバンパーのマフラー上部には焼け防止のカーボンバンパーガードを備える。

さらに面白いところでは、エアクリのフィルター部にセットするだけでフィーリングが向上するという、レアメタルを使用したエアクリパワーネット(4万9500円)。これらのオリジナルパーツは、全て山下代表がワインディングなどで走り込み、十分なテストを行った上でチョイスされたものだという。

そして、もう一方の“プラスα”の部分は、小技を効かせたドレスアップパーツ群の装着だ。「例えば他社さんのパーツでイジってあったとしても、それにプラスしてオーナーが走りやドレスアップを楽しめるパーツと共に、快適性をアップするパーツなども用意しているんです」とは、山下代表。

エクステリアでの人気アイテムが、カーボンドアミラーカバー(2万2000円)。ドライカーボン製にクリア塗装を施したもので、純正ミラーに貼り付けるだけでイメージチェンジが可能だ。

ドアハンドル部にもカーボンカバーを用意。ドアハンドル部(2万6500円/1台分)とドアハンドルアンダー部(2万円/1台分)の2タイプが設定されている。ミラーカバー同様のドライカーボン製で、クリア塗装仕上げだ。

室内では、エアコンのダイヤルに被せるアルミ削り出しのエアコンダイヤルカバーが売れ筋アイテムだ。写真はアルマイト仕上げのレッド(1万1000円)となっているが、ブルーとカーボン調(1万7500円)も設定されている。

エアコンダイヤルカバーとセットで装着したいのが、同じくアルミ削り出しのセレクターダイヤルカバー。こちらはレッドアルマイト(5500円)とカーボン(8500円)から選択可能だ。

60φのメーターに対応する、カーボン製のAピラーカーボンメーターフード(2万円)。艶消しブラック仕上げも用意されているので好みに合わせてチョイス可能だ。

VABのラゲッジアンダートレー(2万2000円)には収納スペースがほとんどないため、収納スペースを確保した発泡ポリエチレン製のアンダートレーを製作。ノーマル同様、ジャッキハンドル収容スペースも用意されている。

この他にも、車高を下げた際にライトが下向きになる状態を解消するオートレベライザー調整ステーや、後席シートを倒してタイヤなどの荷物を積む時のための保護マットなど、まさに“かゆいところ”に手が届くパーツ群がラインナップされているのだ。

●取材協力:YRアドバンス 東京都日野市旭が丘3-3-19 TEL:042-581-7135

【関連リンク】
YRアドバイス
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