「ディーラーの本気を見た!」純正比90馬力アップのZC33Sスイスポ最先端チューンドを試す

市販パーツのみでスイスポ最速を狙うディーラーデモカー

超お買得な新車チューンドコンプリートも販売中!

AE86専門店として20年以上の歴史を持つ“コンプリートスピード”だが、アルトワークス復活のタイミングでスズキ車のチューニングにも着手。現在は、スズキ正規販売代理店としてスイフトスポーツの新車販売&チューニングを積極的に提案している。

また、コンプリートカー販売にも力を入れており、ZC33S新車コンプリートカー販売台数はなんと日本一を誇るという(取材時)。さらに、ディーラーでありながら自社でオリジナルパーツの開発やチューニング、レース&タイムアタックにもチャレンジ。デモカーのHA36Sアルトワークスは、セントラルサーキットや中山サーキットでコースレコードを叩き出すほどの速さを見せつけているのだ。

そんなコンプリートスピードの拘りは、“誰でも買えるパーツで、速くて楽しいクルマ作り”。今回紹介するZC33Sデモカーもスペシャルパーツは一切なし、全て市販パーツのみで構成されている。にも関わらず、セントラルサーキットで行ったシェイクダウンでは、1分27秒という好タイムをマークしているのだから恐れ入る。

エンジンはモアパワーを狙ってHKSのGTIII-FXタービンを装着。HKSのインタークーラーやブリッツのラジエターで冷却系も強化済みだ。

また、目を引くのがオリジナルFRP製インテークチャンバーキット。チャンバー内に空気を貯めることで安定した吸気環境を構築。低回転から高回転までトルク&レスポンスアップを実現する。

エンジン制御の要となるECUは、コンプリートスピードオリジナルのハイパーECU Ver.2。綿密に制御することで、GTIII-FXタービンの性能を限界まで引き出し、230psというピークパワーを手に入れている。この他、ライトユーザー向けにフルノーマルで20psアップが可能なハイパーECU Ver.1も設定。

軽量化と排気効率アップを狙ったチタンマフラーも、コンプリートスピードオリジナルアイテム。軽量化を重視した砲弾型シングルを採用し、フロントパイプからセットにしたタイムアタック専用エキゾーストシステムだ。

センターに大型のインレットダクト、サイドにアウトレットダクトを配したエアロボンネットもオリジナルアイテム。スムーズにフレッシュエアを導入しつつ、効率良くエンジンルーム内の熱を排出できるように設計されている。

ホイールは軽量&高剛性モデルの代名詞、ボルクレーシングTE37シリーズの中でも硬派なTE37 SAGAを装着。サイズはフロント7.0J×17+38、リヤ7.5J×17+48。組み合わせるタイヤはアドバンAD08Bで、サイズは前後とも225/45R17となる。

サスペンションは、しなやかさに拘って開発中のタイムアタックSPLだ。RS-Rのダンパーをベースに前後とも16kg/mmのスプリングを装着。サーキット初心者でも挙動が分かりやすく、タイムが出る足を目指して現在最終調整を行っている。

ラップタイム計測用のGPSロガー「AiMソロ2DL」やナルディのステアリング、ブリッドのフルバケとシートを装着しているが、それ以外はノーマル然としたインテリア。リヤシートは軽量化のために取り払われている。

このチューンドを試乗した井入宏之選手は「高回転までパワーもタレず、足回りもハードでタイム狙いって感じがビシビシ伝わってくる! 各部を煮詰めていけば、どんどん速くなっていくだろうね」とコメント。

なお、コンプリートスピードでは、新車をベースにECUセッティングで20psアップに仕上げたコンプリートカーを、一般的な新車価格と変わらない車両本体価格179万円、支払総額210万円から購入可能。すでにスイフトを所有するオーナーだけでなく、購入を検討している層にも門戸を開いているのだ。

●取材協力:コンプリートスピード スズキ高槻南大阪府高槻市芝生町1-16-19 TEL:072-678-9009

【関連リンク】
コンプリートスピード スズキ高槻南
http://completespeed.co.jp/

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