「MR-Sの楽しさに惚れ込んだオーナーの愛機」310馬力の2ZZボルトオンターボエンジンを換装!

心臓部はボルトオンターボ仕様の2ZZを換装!

最初に買ったMR-Sの楽しさが忘れられず再び購入

免許取得後、初めて買ったクルマがMR-Sだったというオーナー。しかし、納車1ヵ月で横転事故により廃車となってしまう。以後、カリーナやセリカ等を乗り継いではみたものの、やはりMR-Sの楽しさが忘れられず、再購入に踏み切ったのが今の相棒だ。

ハーフウェイのボンネットはフラットタイプなのだが、オーナーは自分好みのダクト追加設置している。

購入後わずか3年で仕上げたという美しいMR-Sは、ハーフウェイのDCOREボディキットによるワイド化を軸に、自作のダクト類によってレーシーなエクステリアを構築。

ルーフにダクトを設置し、室内にダクトを這わせてエンジンルームへとフレッシュエアを送る。

ハードトップに装着されるダクトは、エアクリーナーにフレッシュエアを取り込む実働品。一見ドレスアップパーツと思いきや、オーナーの拘りが感じ取れる部分と言える。なお、作業はすべて整備士である自身によるものだ。

エンジンはZZT231セリカの2ZZに換装し、さらのボルトオンターボをセットする。
タービンはパワーエンタープライズのPEからHKSのGT-RSへと風量アップ。

心臓部は、ZZT231セリカ時代の2ZZ改PEタービン仕様をそのままスワップ。その際にタービンをGT-RSへとアップグレードして実測310馬力までパワー増強。オートポリスでのスポーツ走行を、より楽しめるチカラを手に入れたのだ。

横転クラッシュの経験があるため、室内には乗員保護の意味でロールケージを組み込んでいる。

過去の横転経験から、車内にはロールケージが組み込まれる。オーナーいわく「純正シートにはヘッド部分に補強が入っているので、1台目の横転事故の時は助かった。今は社外のフルバケに変更しているので保険の意味でも付けました」とのこと。

オートポリスでのタイムアップを狙うために、ブレーキチューンも敢行。フロントにはプロジェクトμの4ポットスリムを装着し、リヤにはビオのブレーキオフセットキットを組んで大径ローター化。優れたストッピングパワーを取得している。

エアロパーツはハーフウェイのDECOREキットでフル武装している。

チューニング内容はハードだが、全方位に渡って見どころ&遊び心が満載のMR-S。オーナーの深い愛情が感じられるホットマシンだ。(OPTION CARAVAN 2014より抜粋)

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