「いつか息子に受け継いでもらいたい・・・」Z32一筋のオーナーが育て上げた漆黒の貴婦人

Z32をこよなく愛する男の愛機

フィニッシャーを組み合わせるために加工した自作LEDテールで魅せる!

高校生の頃に一目惚れしたZ32を手に入れて、徐々に自分好みにモデファイしているというオーナー。「今のクルマにはない流線型フォルムが好きなんです」と、前期型から中期型へと乗り継ぎ、20年以上も楽しむほどZ32を深く愛し続けている。

「長く乗りたい」と語るだけに、極端に落としすぎない車高をはじめ、実用性を重視した仕様としているが、エクステリアメイクへの拘りはハンパじゃない。

絶版品を探して見つけたというヒロのリヤコンビガーニッシュは、理想のZ32像には不可欠なアイテムだったと言う。

なかでも自慢はテールランプ。元々、4灯テール部が飛び出しているデザインの社外ユーロテールだったが、自作加工で平面化。そこに絶版品を探して見つけたというヒロのリヤコンビガーニッシュを組み合わせているのだ。

300ZXロゴはスモール点灯でブルーに、ブレーキ連動でレッドに点灯する。

センターガーニッシュの300ZXロゴはスモール点灯で青に、ブレーキ連動で赤に点灯するよう細工。さらにバックランプ部分には計160発のLEDを投入してバックフォグ化。フラッシュユニットによってストロボ点滅も可能となっている。

各部はLED化して古さを払拭している。

フォグランプやサイドマーカーも自分で制作したLEDユニットをセット。細かい部分まで全てLED化を完了しているため、ナイトランでは古さを感じさせないのも特徴だ。

街乗りがメインで、エンジンはブーストアップ仕様の330psを発揮。長く好調を楽しめるように、無理なチューニングは行わないことがポリシーだ。

VG30DETTは吸排気チューンやインタークーラーの前置き化、ECUの書き換えで330psまでブーストアップ。カーボン製のシュラウドでエンジンルームもしっかりと魅せる作り込みが行われている。

快適性を重視した室内には、メーターのピラーマウントなど自作部分も数多くある。運転席と助手席にはシートレールの設定がなく、本来は装着できない電動レカロを加工してインストール。

追加メーターがズラリと並ぶインテリアも迫力満点だ。エンジンの左右バンクそれぞれのサクションからバキュームを取り、インテークからブースト圧を検出…という具合に、デジタルメーターも含め12個もの追加メーターを設置している。メーカーはデフィとオートゲージだ。

運転席と助手席にはシートレールの設定がなく、本来は装着できない電動レカロを加工してインストール。

シートにはレカロSP-JCベースの350リミテッドを2脚装備。Z32用は設定がないため、シートレールは加工している。電動スライドやシートヒーターのコントローラーはセンターコンソールに設置。

エアロパーツはMISSIONで統一。構成はバンパー、エアロボンネット、カーボンカナード、センターガーニッシュ、サイドスポイラー、リヤハーフスポイラー、ミニウイング、汎用ロータイプウイングだ。

外装はMISSIONのフルエアロを軸に構築。その他、ガナドールエアロミラーや海外製アイライン、エアロパレスサイドルーバー、オートリアルルーフウイング、ヒロテールフィニッシャーなどを組み合わせている。

車高調はHKSハイパーマックスでクスコのテンションロッドも装備。ホイールはBBS LMだ。細部にまで自作&拘りを詰め込んだ愛車は、親子のドライブでも大活躍。これからも大切に乗り続けて、息子が免許を取ったら受け継がせるのが夢だと語ってくれた。(OPTION CARAVAN 2017より抜粋)

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