「愛車の腹下を覗こう!」トヨタ86(ZN6)編

TOYOTA86[ZN6]

眩い新世代FRスポーツの星

トヨタとスバルの共同開発によって誕生した新時代のFRスポーツ。完全新設計のFRパッケージングは、超低重心かつ前後重量配分53:47という理想値を実現している。ただし、横幅が長い水平対抗エンジンゆえにフロントタイヤハウス内のスペースが狭いというデメリットも。2021年に新型(GR86)へとバトンタッチしたが、チューニングシーンでは今なお主役級だ。

CHECK POINT

A.PCD100の5穴ハブはオーナーにとって悩みの種。専用サイズを設定するメーカーも多いが、数セットのホイールが必要になるドリフト仕様などの場合は、PCDチェンジャーを導入する方法が手っ取り早い。

B.空力を追求したであろうフラットパネルが目につくが、実のところフロアアンダーカバー(フロア下&タンク下)は最上級グレードのみの設定だったりする。

C.マフラーはメイン50.8φでレイアウトも一般的なタイプ。撮影に協力してくれたフェニックスパワーでは、音とパワーのバランスに優れるアペックス製を推奨している。

D.走りを求めるなら機械式LSDの投入は必須。さらに、ファイナルギヤも様々なハイギヤードがサードパーティから販売されているため、加速特性も自由自在だ。

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