「現行クラウン2.0RSはブーストアップが面白い!」ブリッツ流の最新チューニングに迫る

ポン付けでブーストアップできる「パワスロ」も用意!

日本が誇る15代目クラウンRSを楽しむチューニングパーツ

2018年6月にフルモデルチェンジしたクラウン。15代目にバトンタッチした日本専用の高級サルーンは、従来のグレード展開から大きな変化を遂げ、スポーティ仕様は「RS」となった。

もちろん、日本の道路を快適に走ることを念頭に開発されながらも、トヨタの新しいプラットフォーム「TNGA」に基づく低重心フォルムを持ち味に、ワインディング走行が楽しめるようにとニュルブルクリンクで鍛えられたリニアなハンドリングを魅力とする。

パーツメーカーの“ブリッツ”は、そんなクラウンの2.0L直噴ターボ搭載モデル“2.0RS”をデモカーとして迎え入れ、真なる大人のスポーツセダンを目指してトータルチューニングを敢行。ツボを押さえたメイキングにより、強豪揃いの欧州サルーンも追撃可能な速さを手に入れたのだ。

細部を見ていく。まず心臓部には、カプラーオンでブーストアップを実現するパワコン(4万1800円)をインストール。純正ECUに影響を与えない制御を行っているため、安全にパワーアップできるのが最大の魅力だ。

ブリッツの社内テストでは、ノーマルから約10.3㎰上乗せとなる227.6㎰を実測でマーク。パワー特性は2500rpmからブーストが跳ね上がり、そのまま高トルクを維持したまま5000rpmオーバーまで突き抜けていく文字通りの全域型となる。

心地良いサウンドを奏でるニュルスペックカスタムエディション(9万6800円〜)は、テールエンドの着せ替えが可能な次世代型マフラーだ。メイン60φ-50φ×2で、テールは114.3φの左右出しレイアウトとなる。もちろん保安基準適合モデルだ。

用意されているテールエンドは、シンプルなステンレスカラーのVSと鮮やかなチタン調カラーのVS-R、そして鮮やかなカーボンレッドの3種。ドライバーの感性や気分に合わせて、マフラーカッターを交換する感覚で気軽にイメチェンを図れる。

信号待ちのたびにエンジンが停止、始動するアイドリングストップ。燃費向上には貢献するが、エアコンやヒーターをしっかり効かせたいなど煩わしいと感じる状況もある。そんな悩みを解消できる専用キャンセラー(7800円)も開発済み。ノーマル復帰が簡単にできるのも嬉しい。

足回りは、32段の減衰力調整機構を備えた全長調整式のフルスペック車高調『ダンパーZZ-R(17万2700円)』を用意。ストリートからサーキットまで幅広く対応できる懐の深さを備える。スプリングレートはフロント10kg/mm、リヤ8kg/mmとなる。

デモカーに装着されているホイールは20インチのエンケイRS05RR(FR8.5J+36)で、タイヤにはダンロップヴューロVE303(FR245/35-20)だ。

クラウン2.0RSをさらなる高みへと引き上げたいと願うなら、ブリッツのアイテム群を見逃す手はないだろう。

●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277

【関連リンク】
ブリッツ
https://www.blitz.co.jp

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