見た目のリフレッシュと視認性を両立!
いくら愛車をカッコよく仕上げていたとしても、その完成度を大きく左右するのはヘッドライトの清潔感だ。仮に樹脂レンズの経年劣化で黄ばみや曇りが生じていれば、それだけで大幅減点。古ぼけたイメージがフェイスからスタイリング全体へ広がっていく。
というワケで、カッコ良さの打ち出しにマストとなるヘッドライトのリフレッシュ作業で使ってもらいたいのは、ジェルボが〝除去〟に特化してプロデュースしているリムーバーシリーズのアイリムーバー。コイツはヘッドライトの樹脂レンズに最適化したクリーナーやコーティング剤がパッケージングされたアイテムで、お手軽に新品ヘッドライトのような輝きと透明感を取り戻すことが可能。さらに施工後に劣化がしにくい保護の効果もある。
その実力を確認するために、今回は経年劣化が著しく進んだ車両で、リフレッシュ作業に取り組んでみた。それではさっそく、作業の手軽さとクリーニング効力を見ていこう。
施工前
施工後
ジェルボ・ジュエルアイリムーバー ■参考価格:4950円
ヘッドライトクリーナー
ヘッドライトコーティング
スポンジ
ウエス
アイリムーバーは樹脂レンズの黄ばみや曇りを除去するヘッドライトクリーナー、クリーニングした樹脂レンズを経年劣化から保護して輝かせるヘッドライトコーティング、コーティング材を塗布するためのスポンジ、クリーナーで磨き上げる際やコーティングを拭き上げる際に使用するマイクロファイバークロスがパッケージングされている。レンズ面の大きさにもよるが1箱で2〜3台分のヘッドライトリフレッシュが作業可能だ。
①まずは作業準備と汚れをとる
(1)薬剤から手を保護するためにも作業時は手袋装着を推奨。薄手でフィッティングのいいニトリルグローブが便利だ。
(2)クリーニング作業へいきなり取りかかるのではなく、まずは洗車準備。カーシャンプーをしっかりと泡立てていく。
(3)ヘッドライトに付着した汚れや砂などをカーシャンプーで洗浄。汚れたままではキズ増加のもととなるからだ。
(4)洗車終了後はクリーニング効果をしっかりと発揮させるため、カーシャンプーをしっかりと隅々まで洗い流そう。
(5)濡れたヘッドライト回りをしっかりと拭き上げていく。ジェルボの大判タイプを使用すればボンネットやボディなど拭き取りも簡単にできる。
(6)
②クリーナー塗布&洗浄
(7)付属のマイクロファイバークロスにヘッドライトクリーナーを適量塗布。クロスへ馴染ませておくと液だれしない。
(8)クロスに馴染ませたヘッドライトクリーナーを塗り広げるようにして樹脂レンズの汚れを少しずつ磨いていく。
(9)磨いたウエスを見ると、レンズから浮き上がった黄ばみが付着している。汚れがひどい場合は繰り返し磨いていこう。
(10)レンズを磨いて透明感が取り戻せたらヘッドライトをカーシャンプーで洗浄し、付着したクリーナーを洗い流す。
③コーティング施工
(11)クリーナー&カーシャンプを洗い流して拭き上げてから、付属スポンジのソフト面にコーティング剤を適量塗布しよう。
(12)コーティング剤を付属のスポンジに含ませた後は、ヘッドライト全体を素早く一定方向かつ均一にスポンジで塗り広げていく。
(13)コーティングを全体に塗り広げたら3~5分ほど時間をおき、新しいマイクロファイバークロスを使って拭き上げ。
(14)マスキングテープを剥がして完成! コーティング剤を定着させるため、24時間は雨や夜露が付着しないように注意。
ヘッドライト点灯時の輝きもよりクリアで効果抜群!
施工前
施工後
黄ばみどころか細かなクラックまで入っていたサンプル車両だったが、アイリムーバーによる黄ばみ除去&コーティングで透明感が大幅アップ。ライトオンの明るさも格段に増した。見た目はもちろん、夜間の視認性もアップ。
拭き上げ作業をスピーディにするのが、ジェルボ・ギアシリーズのマイクロファイバークロスとドライングタオルだ。90×60cmの大判はボディの拭き取りに大活躍。
ジェルボファイブのラインアップ
カーシャンプー
ボディを傷付きから守るキメ細かい泡立ちで汚れを強力に洗浄してくれるのが、ジェルボ・シャンプーシリーズだ。コーティング施工車向けモデルやフォームガン対応モデルなどを全塗装色対応でラインアップ。
リムーバー
ボディのコンディション低下につながる鉄粉や水垢、劣化したコーティングなどを除去するために生み出されたジェルボ・リムーバーシリーズ。今回紹介したアイリムーバーも含め、誰でも簡単に施工可能な手軽さだ。
ボディコート
簡単施工でガラス系コーティングを実現するジェルボ・ボディコートシリーズは、水入らずの洗浄&コーティングを可能にするDコート、超撥水の輝きが手に入るGコートの2アイテム。いずれも全塗装色対応だ。
トータルケア
スタイリングを一層輝かせるためにパート別設計で開発されたアイテムが、ジェルボ・トータルケアシリーズだ。足もとはタイヤコート&ホイールコート、ウインドウは超撥水仕様のウインドウコートで決まり。
ギアシリーズ
洗車時の傷付きで見落としがちなのは、汚れ落としよりも拭き上げ時だ。ジェルボ・ギアシリーズは超極細繊維のマイクロファイバークロスで仕上げられているため、ボディに優しくバツグンの吸水力を発揮するゾ。
STYLE WAGON(スタイルワゴン)2024年1月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]