新型 スズキが初めて開発したEVは興味深いメカニズムが満載! 「eビターラ」に投入された技術のポイントとは?【写真・8枚目】 EV専用に新開発されたプラットフォーム「ハーテクトe」。大型バッテリーパックを搭載するため、フロア下メンバーを廃止。また、高ハイテン材の使用率を従来の約2倍として軽量・高剛性化を測っている。 こちらはエンジン搭載を前提とした従来の「ハーテクト」プラットフォーム。「アンダーボディの骨格を滑らかにつなぎ、エネルギー伝達をスムーズに行う」コンセプトは、ハーテクトeも踏襲している。 リン酸鉄リチウム(LFP)イオンバッテリーを採用。バッテリー容量は49kWhと61kWhの2種類を用意。 BluE Nexus(ブルー・イー・ネクサス)製のeアクスルを搭載。 モーターとインバーター、トランスアクスルが一体化されている。 ESU(Electricity Supply Unit)は充電・電力交換・電力分配の機能を集約する。 バッテリーパックにエネルギー吸収材とプロテクトフレームを設定し、側面衝突時の荷重の一部を分担。バッテリー下面を空力部材として設計し、前後に空力カバーを設定することで、高い空力性能を実現している。 eビターラの4WDモデルのモーター出力は、フロントが128kW、リヤが61kW。2WDモデルのフロントモーターはバッテリー容量が49kWh版の場合は106kW、61kWh版の場合は4WDモデルと同様、128kWとなる。 写真はリヤ側から下まわりを覗き込んだ様子。リヤのeアクスルや、バッテリー下面が窺える。 この画像の記事を読む