試乗 オープンフェラーリ2台「296GTS」「ローマ・スパイダー」はどこが違う!? 走りの個性を検証【写真・10枚目】 296GTSはハードルーフのタルガスタイル、ローマスパイダーはソフトトップオープンだ。 ダッシュボードとセンターコンソールを分断し、必要な情報はすべてドライバー正面に集約した296GTSは、レーシングマシンにも通じる哲学を感じさせる。 撮影車が装着していたのはカーボン製のスポーツシート。ホールド性が高いのはもちろん、ハイト調節も可能なので、誰でもベストポジションが得られる。シート背後には駆動用バッテリーが搭載される。 F8トリブートよりも10mm低い重心高を実現した120度のV6ツインターボエンジンはホットV方式。エンジン単体でも663PSをマークし、さらにモーターを組み合わせてトータル830PSを達成する。 ブレーキにはカーボンセラミックローターを採用。微妙な速度調整も思いのままだ。 フェラーリの現行ラインナップで、中心となっているのが2台のオープンモデルだ。V6PHVとV8、MRとFRなど、パッケージは大いに異なるが、そこにフェラーリとしての共通した哲学はあるのか。ラインナップの刷新が行われる今、改めて検証してみよう。 フェラーリの現行ラインナップで、中心となっているのが2台のオープンモデルだ。V6PHVとV8、MRとFRなど、パッケージは大いに異なるが、そこにフェラーリとしての共通した哲学はあるのか。ラインナップの刷新が行われる今、改めて検証してみよう。 乗員を隔てるデザインでパーソナルな空間を演出。296GTSとはデザイン哲学がまるで異なるのが面白い。 かなり狭いが後席を持つのは、カリフォルニアから続くV8 FRフェラーリの美点。後席背もたれから立ち上がるウインドディフレクターの効果はかなり大きい。 かなり狭いが後席を持つのは、カリフォルニアから続くV8 FRフェラーリの美点。後席背もたれから立ち上がるウインドディフレクターの効果はかなり大きい。 フェラーリの一時代を支えた名機、F154をフロントに搭載。驚くほどバルクヘッド側に食い込んでおり、完全なフロントミッドシップであることがわかる。 カーボンセラミックのローターに6ポットのキャリパーを組み合わせる。 フェラーリの現行ラインナップで、中心となっているのが2台のオープンモデルだ。V6PHVとV8、MRとFRなど、パッケージは大いに異なるが、そこにフェラーリとしての共通した哲学はあるのか。ラインナップの刷新が行われる今、改めて検証してみよう。 フェラーリの現行ラインナップで、中心となっているのが2台のオープンモデルだ。V6PHVとV8、MRとFRなど、パッケージは大いに異なるが、そこにフェラーリとしての共通した哲学はあるのか。ラインナップの刷新が行われる今、改めて検証してみよう。 この画像の記事を読む