巧みなラインワークでシンプルに個性を主張!
グラインダータトゥーやダイヤブロックペイント、エングレービングといった高精度かつ独創的なカスタム塗装で知られるローハンは、実はオリジナルエアロの開発にもなかなかに積極的。基本的にはローハンを率いる世界的ペインター、井澤氏のアタマの中にあるデザインをイチからカタチに起こすという手法で開発されるため、当然ながらオリジナリティが高く、センスの良さが光るのがその特徴だ。
そんなローハンは40ヴェルファイアを2023年にいち早くプロデュース。実際はコンパクトだが視覚的な量感も楽しめる独自の「外巻き」コンセプトで個性を演出することに成功した。それから1年、早くも第二弾となるこのバージョン2を世に送り出す。今回のエアロはさり気なくてナチュラルな極薄のディフューザー形状で仕上げられた。
薄型フラップとしたのは、もっと気軽にたくさんの人にエアロを楽しんでもらいたいという思いから。誰もがゴリゴリのローダウンを実践するワケではないのだから、デザインは純正車高、純正ホイール&タイヤでもパリッと映える造形としているのがポイント。シンプルに個性を演出できる意匠だ。
また素材は3種類から好みのものを選べるように。ドライカーボン同様の製法を採用したドライFRPは、従来のFRPよりも強度が増しているのがメリット。ドライカーボンは文句なしにスポーティで、最先端なクラッシュカーボンは高級車感をさらに底上げるのにも有効。どれを選択するかで印象はガラリだ。
塗装はローハンの自社仕上げ、クオリティは折り紙付き!
130デザインのバージョン2エアロは、まるで純正バンパー形状をトレースしたかのようなシンプル仕上げ。その分、後付け感が少なくて純正ボディとの一体感も極上。それでいてシャープなディフューザー形状となるから、スポーティさを確実に底上げできるのがポイントだ。
フロントは天面に3本のフィンが備わるなど、超薄型ながらエッジーで躍動的。リアディフューザーは車検を確実にクリアできる超薄型で、天面にシャープなフィンを備えるのが特徴だ。
未塗装だけでなく単色塗装や塗り分けなど、塗装に関しても柔軟に対応してくれる点もローハンならではのメリット。もちろん自社仕上げだからクオリティは極上で、グラインダータトゥーなどのカスタムペイントも含めたうえでのコンプリートカー製作などにも対応してくれる。
純正車高で気軽に乗れて、安全安心。なのにバツグンにカッコ良いエアロが130デザインの目指すところ。カスタム初心者もぜひ検討するべきエアロだ。











Specifications (アルファード/ヴェルファイア共通)
フロントディフューザー 6万6000円/9万9000円/14万3000円
サイドディフューザー 8万8000円/12万1000円/16万5000円
リアディフューザー 6万6000円/12万1000円/15万4000円
※上記3点セット 22万円/34万1000円/46万2000円
ホイール/ローハン・GSRアーマー(21×9.0J+40) 価格未定
タイヤ/ヨコハマ・アドバンスポーツV107(245/40R21)
*価格はFRP/ドライカーボン/クラッシュカーボンの順




グラインダータトゥでまわりとの違いをアピール!

3つのマテリアルをラインアップ!




▷新型アルヴェル最新のカスタムトレンド まとめはこちら
STYLE RV(スタイルRV) Vol.184 トヨタ・アルファード&ヴェルファイア No.23より



