新型 【新型ホンダ・プレリュードのエクステリア詳密解説】目指したのは、滑空するような高揚感を生むスペシャリティスポーツ【写真・36枚目】 新型プレリュードのボディサイズは全長4520mm×全幅1880mm×全高1355mm、ホイールベース2605mm。 シビックのプラットフォームを共用するという制約の中、できる限りのロー&ワイドなフォルムを実現した。 低くシャープなノーズと、なだらかにテールエンドまでつながるルーフラインとのコンビネーションが流麗なサイドビューを形づくっている。 19インチアルミホイールの隙間からは、ブルーのブレンボ社製ブレーキキャリパーが覗く。 エクステリアデザインのコンセプトは「グライディングクロススタンス」。車両の開発コンセプトである「アンリミテッドグライド」と同様、グライダーが発想の起点となっている。 細いストライプ状に点灯するなど、非常に凝ったデザインとなっているヘッドライトのデイタイムランニングライト。 4代目プレリュードをベースにリデザインされたエンブレム。 エクステリアデザイナー自身が「見どころのひとつ」と語る新型プレリュードのリヤビュー。 新型プレリュードのテールランプ。 ブラックのエリアの中で、横一文字で光るリヤランプが先進感を際立たせる。 左右のヘッドライトをつなぐルーバー部分には、ブラッククロームめっきのモールが備わる。ロワグリルにあしらわれたブルーのアクセントにも注目。 新型プレリュードのエクステリアデザインを担当した大沼紀人氏。2009年に入社後、アドバンスドデザインスタジオで先行開発に従事。2013年からは量産車開発に戻り、N-BOXやシティ(4ドア)、パイロット、プロローグなどを手がけた。2022年から新型プレリュードのエクステリアデザインプロジェクトリーダーを務める。 開口部が広いこともあり、ラゲッジルームの使い勝手は良さそう。写真は小道具として用意されていた楽器(チェロ)を積んでみたところ。 過去のモデルは独立したトランクをもつノッチバッククーペだったが、新型はテールゲートが大きく開くハッチバックタイプとなった。 リヤシートを倒せば、新型プレリュード用のタイヤ4本(サイズ:235/40R19)も積載できる。 新型プレリュードのアスペクトレシオは約1.6。これは、スポーツカーでは黄金比とよく言われる値だ。 この画像の記事を読む