新型 【新型ホンダ・プレリュードのインテリア詳密解説】ドライバーだけでなく、ふたりのための特別な空間を【写真・43枚目】 ハッチバックスタイルのテールゲートを採用することで、ラゲッジルームの使い勝手は格段に向上した。 フロアボードは立てることで、ラゲッジルームの仕切りとしても機能する。 フロア下にも薄手の小物が置けるスペースが用意されている。 サイドシルの手をつく部分が少し高くなっていて、滑りにくい梨地シボが施されている。 降車時の足のとおりを考慮して、ドア内張の一部(ドアポケットの下側付近)をえぐっている。 シート表皮のメイン部分は特徴的な千鳥格子柄のパーフォレーションがあしらわれている。 ハイバックタイプのフロントシート。ヘッドレストにはプレリュードのロゴが型押しされており、上質感を演出する。 新型プレリュードのリヤシート。座面の角度は荷物を保持しやすい約27度に設定。 後席の中央部分はトレーとなっている。夜間はルーフに設けられたアンビエントライトが荷物を照らす。 一般的なスポーツカーのようにドライバーオリエンテッドではなく、パッセンジャーとの特別な時間が共有できるコクピットにこだわった新型プレリュード。 センターコンソールに集約された操作系。中央にエレクトリックギアセレクターを配置し、その左にドライブモードのセレクトスイッチと「Honda S+」のボタンを設けている。右は電動パーキングブレーキの作動スイッチ。 こちらはブルー×ブラックのスポーティなコーディネイト。 シートのカラーがブラックだと、室内もより引き締まった雰囲気となる。 ブラック×ブルーだと、こんな感じ。 こちらの内装色はブラック×ブルー。 手が触れやすいセンターコンソールの両端にもライニングを採用。 インテリアデザイン担当の東森裕生氏。2008年に入社後、さまざまな車種のインテリアデザイン開発に携わる。途中、アドバンスデザインスタジオを経て、2016年からはインテリアデザインプロジェクトリーダーとしてシティ、アヴァンシア、UR-Vなどを手掛ける。2022年に新型プレリュードのインテリアデザインプロジェクトリーダーに就任した。 ステアリングホイール裏側のシフトパドルは金属製。ソリッドな感触が心地良い。 インテリアのコンセプトは「グライディングコクピット」。それを表現するために、珍しく俯瞰ビューから描かれたスケッチがこちら。 ダッシュ中央のライニングパッドには心地良い手触りの雲柄表皮を採用。バイカラーのステッチやプレリュードのロゴが特別感を醸し出す。写真の内装色はホワイト×ブルー。 最近はセンターディスプレイのタッチ操作で行うクルマが増えているエアコン調整だが、新型プレリュードは独立した物理スイッチを装備。 スマートフォンのワイヤレス充電器も備える。 下端部がフラットなDシェイプデザインのステアリングホイール。中央上部には、アルカンターラ表皮のセンターポジションマークを配置。 軽快なホワイト×ブルーのコンビネーション。 ドアライニングも、内装色で差別化。 滑り止めのついたスポーツ仕様のペダル。 基本的なメーターの表示状態。左側にパワーメーター、右側にスピードメーターという構成。 「Honda S+」ボタンを押すと左側がタコメーターに切り替わり、視覚的にもスポーティさを演出する。 液晶メーター センターコンソールのアームレスト。 リッドを開けると、小物の収納スペースが現れる。 この画像の記事を読む