
水冷DOHC3気筒エンジンを搭載するレトロなフォルムのネイキッドスポーツ・ヤマハXSR900。ベースとなったMT-09よりゆったり目のポジションで乗りやすく、幅広い層のライダーにも人気。搭載される3気筒DOHCエンジンはトルクフルでレスポンスもよく、KYB製フルアジャスタブルサスペンションや電子デバイスの搭載で、見た目よりスポーティな走りが楽しめる。
ワインディングなどでスポーティな走りを楽しむユーザーには、ゆったりとしたポジションが少し不満に感じているユーザーも多いようで、そうしたユーザーの声に応えて、アクティブからセパレートハンドルキットとバックステップキットが発売となった。
◾️セパレートハンドル&トップブリッジキット

純正の丸パイプバーハンドルからセパレートハンドルに変更できるXSR900専用のキット。ハンドルの取り付け位置はトップブリッジ下だが、純正より前傾姿勢になるがハードになり過ぎないスポーティなポジション。バックステップと組み合わせれば、もう少し攻めたポジションになる。トップブリッジごと交換するので、ハンドル周りがスッキリする。取り付けに必要なホース類などもセットされているため、ボルトオンで取り付け可能。ハンドルのカラーはシルバーとブラックの2色から選択できる。

- 適合車種:XSR900(‘22-24)
- カラー:シルバー、ブラック
- 価格:各7万7000円
- 10月デリバリー予定

XSR900GP専用モデルは、ハンドルの垂れ角を12〜13°に緩めて楽なポジションにセットできる。セパレートハンドルのフォーククランプ場所は純正のトップブリッジ上からトップブリッジ下に変更になるため、ハンドル周りがシンプルに。専用のトップブリッジが付属する。バックステップと組み合わせでもキツすぎるポジションにならないように設定されている。こちらもハンドルのカラーはブラックとシルバーが選択できる。

- 適合車種:XSR900GP(’24)
- カラー:シルバー、ブラック
- 価格:各6万9300円
- 10月デリバリー予定
◾️バックステップ

80年代のカスタムシーンをイメージして、装飾を抑えてシンプルなデザインを採用したXRS900専用バックステップ。30mmバック、10mmアップの設定となり、バンク角も確保。チェンジペダルの設計にこだわり、ステップバーとペダルを同軸に設計しているのも特徴。カラーはブラックとシルバーの2色を用意する。

- 適合車種:XSR900(‘22-24)
- カラー:シルバー、ブラック
- 価格:各5万600円
- 9月デリバリー予定

XSR900GP専用バックステップは、同社のセパレートハンドルキットとのマッチングを考えた、乗りやすさ重視のポジション。ステップ位置は11mmバックし、高さは6mm低く設定。純正ポジションがキツめに感じているユーザーには朗報だ。取り付けに必要なホース類も付属する。

- 適合車種:XSR900GP(‘24)
- カラー:シルバー、ブラック
- 価格:各6万2700円
- 9月デリバリー予定
◾️ハイパープロスプリング
車種別に専用設計されたサスペンションスプリング。独自のコンスタントライジングレートスプリングは、動きに追従してバネレートが常に変化。甲府カジノコーナリングや急ブレーキにも踏ん張る力を持ち合わせている。XSR900GP用はフロント、リヤ、コンビキットが発売中。



- XSR900GP(‘24)専用
- フロントスプリング/2万5300円
- リアスプリング/2万7500円
- コンビキット/4万9500円
