輸入車ながら外装色は豊富に用意され落ち着いた色彩も多い

ジムニーノマドは、インド製の輸入車だが、外装色は豊富に用意される。モノトーンを4色、ルーフがブラックになる2トーンは2種類を設定した。合計6種類の選択肢がある。

モノトーンは、落ち着いた深みのある色彩が中心で、ブルーパール、ブラックパール、グリーン、ホワイトパールになる。この内、ホワイトパールは特別塗装色とされ、価格は3万3000円の上乗せだ。2トーンは明るいシフォンアイボリーとスポーティなレッドメタリックの2種類がある。いずれもルーフがブラックだからコントラストも美しい。2トーンボディカラーの価格は、一律で5万5000円の上乗せだ。

内装色は、軽自動車のジムニーや小型車のジムニーシエラも含めて、ブラックで統一されている。内装は装飾類の使用を抑えることで、アウトドアにおけるプロユースに適した仕上がりになる。汚れが目立たず、ファブリックのシート生地には、撥水加工も施した。

せっかく新車を買うのだから、ボディカラーは好みに応じて選びたいが、選択に迷った時はブラックパールか、価格は高まるがホワイトパールを選ぶと良いと言われている。販売店によると「ジムニーは野性的な雰囲気のSUVとあって、中古車市場でもブラックの人気が高い。ホワイトパールも安定した人気があり、数年後に売却する時も好条件になる」とのことだ。

【2TONE COLOR】

【シズリングレッドメタリックブラック2トーンルーフ】
シズリングレッドメタリックブラック2トーンルーフは、アクティブな雰囲気を感じさせる色彩だ。レッドのボディとブラックのルーフという組み合わせは、ほかの車種にも多く採用されて人気が高い。(5万5000円UP)
【シフォンアイボリーメタリック2ブラック2トーンルーフ】 シフォンアイボリーメタリック2ブラック2トーンルーフは、明るくて上質な色彩が特徴だ。2トーンボディカラーの価格は、一律で5万5000円の上乗せになる。

【MONOTONE COLOR】

【アークティックホワイトパール】
ジムニーノマドでモノトーンの明るい色彩を選ぶとホワイトパールになる。特別塗装色だから、価格は3万3000円の上乗せだ。車種を問わず、この色彩は人気が高い。
【ジャングルグリーン2】
アウトドア指向の強いSUVとあって、ジャングルグリーンの外装色は親和性が高い。アルミホイールとの色彩バランスも優れ、注目度の高いボディカラーだ。
【セレスティアルブルーパールメタリック】
個性的で深みのある色彩だ。この色彩は、軽自動車のジムニーや小型車のジムニーシエラには設定されないジムニーノマドの専用色になる。上級モデルらしい雰囲気だ。
【ブルーイッシュブラックパール4】
ジムニーノマドに限らず、SUVの外装色では、精悍な雰囲気のブラックが人気だ。購入して数年後に売却する時も有利になる。メッキを施したフロントマスクとのコントラストも美しい。

【ジムニーノマド探究/インテリア】後席の広々感と座り心地を大幅に向上! 「大人4人」が快適に乗れた

【SUZUKI・ジムニーノマド探究/インテリア編】 ジムニーノマドは車内が広く後席も快適で、なおかつ荷室の容量にも余裕を持たせた。 前後席を連結させてリラックスできる、フルフラットシートも採用され、さまざまな用途に使える実用性が備わる。

【ジムニーノマド探究/ラゲッジ】荷室の床を低く抑えてシートアレンジ多彩に! 収納効率を高めるアイデアも秀逸

【SUZUKI・ジムニーノマド探究/ラゲッジルーム編】 5ドアボディを備えたジムニーノマドは、後席に加えて荷室の広さと使い勝手も向上させた。3ドアのシエラに比べると、荷室面積が広がり、路面から荷室床面までの高さも120mm低いから、重い荷物を積み込む時の使い勝手も向上している。

【ジムニーノマド探究/設計思想】悪路走破力と高い実用性が決め手! プロユースから日常域まですべての使い勝手をカバー!!

【SUZUKI・ジムニーノマド探究/開発コンセプト編】 ジムニーノマドは、5ドアのボディを備えた悪路向けのSUVでは、かなりサイズが小さい。 そこにファミリーで使いやすい室内空間と、悪路の走破に必要な機能を凝縮させた。 ほかのSUVとはまったく違う設計思想が息付く。

自動車誌MOOK『ジムニー ノマド購入ガイド』より