ストレートにシンプルで力強く飾りのいらない“質実剛健”

速さありきで無駄を削ぎ落とす機能美デザインで仕上げられたレーシングホイールをルーツに持ち、その質実剛健さがフィードバックされ、ストリートでロングセラーを誇ってきたワークのマイスターS1。そんな名作へ新たに仲間入りするのは、139.7や150といったラージP.C.DのSUVへ向けて高剛性な1ピースモデルとした「マイスターS1 1ピースSUV」だ。

さて、これまでのS1はリム深度自在の2&3ピース展開だったこともあってオンロードイメージの強かったマイスターS1だが、今回マッチング車両として登場してくれたブレインストームのトライトンGSRを見ればわかるように、リフトアップしたオフロードスタイルも逞しく支える仕上がり。応力分散や強度、剛性を求めた骨太の5本スポークはマッシブなオフ系タイヤをも難なく従える力強さが放たれていて、堂々たる佇まいとなっていた。

なお、マイスターS1といえばショートスポークで大胆に描くコンケイブ&センターパートの深みがアイデンティティのひとつだが、1ピースSUVはそうした深みを過酷なオフ走破に耐えるリップ構造のディープリムへコンビネーション。ボリュームあるSUVのボディに迫力負けすることのない足もとを打ち出し、オフスタイルに向けてアップデートされたマイスター伝統の機能美を見せつけている。

MEISTER S1 1PIECE SUV
トライトンとハイラックスへのサイズは、17、18、20インチが設定されている。今回撮影したブレインストームデモカーはパイプフェンダーを備えたアーバンワイルドなスタイルを目指し、プラド向けチューナーサイズとなる18×9.0J+0をチョイス。フェイス3とセンターパート深度53㎜の最深タッグで最上級の逞しさを足もとに打ち出した。

トライトン&ハイラックス推奨サイズ
17×8.0J +20 18×8.0J +20 18×9.0J +18 20×9.0J +18

TRITON 18×9.0J +0(265/65 R18)

【MEISTER S1 1PIECE SUV(マイスター・エスワン ワンピースエスユーブイ)】

16×5.5J〜8.0J5-139.7、5-1504万6200円〜5万1700円
17×8.0J6-139.75万9400円
18×8.0J〜9.0J6-139.7、5-1506万2700円〜6万4900円
20×9.0J6-139.7、5-1508万1400円
■カラー:アッシュドチタン、マットブラック
■鋳造1ピース

▷三菱・トライトン&トヨタ・ハイラックス 最新カスタマイズ

人気は重厚でパワー感のあるディッシュ系!『三菱・トライトン』『トヨタ・ハイラックス』に最適なタイヤ&ホイール選び/後編

【三菱・トライトン&トヨタ・ハイラックス 最新カスタマイズ Vol.4】 王者ハイラックスが健在なことはもちろん、トライトンの登場もあってにわかに盛り上がりつつある ピックアップトラックのカスタムシーン。 ではそんなトラックたちを遊び尽くすにはどうすればいいのか。 トライトン&ハイラックスの現状と遊び方のまず第一歩、カーポートマルゼンに教えてもらっちゃおう!!

マリンレジャーが最高に似合う!『トライトン カスタムコンテスト』のアワード授賞車を全方位チェック!!

【三菱・トライトン&トヨタ・ハイラックス 最新カスタマイズ Vol.1】 街を走っているだけで、その存在感を放ちまくるジャパニーズ・ピックアップ。+αのカスタムを施せば、アウトドアシーンはもちろんストリートでも、さらに個性をアピールできる。そして、最大の特徴であるカーゴスペースは、カスタマイズの可能性が無限大。自分のカーライフに合わせて多彩なアレンジができるのも魅力。そんな日本が誇るハイエンドピックアップ、『三菱・トライトン』、『トヨタ・ハイラックス』の最新カスタマイズを見ていこう。

本格的なギア満載の「三菱トライトン」、リアルなオーバーランドスタイルを目指してアップデート中!

【LET'S GO 4WD FES 2024 #003】 4×4カスタムの専門マガジン「LET’S GO 4WD」が開催する恒例ビッグイベントが、今年もふじてんスノーリゾートで開催された。 車種問わず集まったユーザーカーは1000台を超え、4つの駐車場に分かれた会場はすべてが満車状態! 今年デビューした三菱トライトンやトヨタ・ランドクルーザー250といった話題のSUVも数多くみられた。

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年9月号 No.357 より