美学と機能が融合した華麗なる登場

東京・原宿に佇むライフスタイルの発信拠点、Deus Ex Machina原宿店に、新作カスタムバイク「Blucita」がお目見えした。ベースはMV Agusta Rivale 800。Deus JapanのビルダーTomoyuki Soedaによってハンドルされ、軽やかなターコイズブルーの燃料タンクと、上質さを漂わせるキャメルブラウンのレザーシートが際立つ仕上がりだ。

低重心設計で躍動する走りの体現

Blucitaは単なるビジュアルチューンに留まらない。コンパクトな車体に低重心設計を施し、MV Agustaの独特な3気筒エンジンが放つフィーリングを最大限に引き出すようデザインされている。その佇まいだけでなく、操る喜びまでも昇華させる思想が込められている。

Deus原宿で体感する“カフェ×バイク”の融合体験

Blucitaが展示されるのは、ただのショールームではない。Deus Ex Machina原宿店は1階にカフェ、2階にショップを構え、ゲストがコーヒー片手にバイクの美を堪能し、Deusのアパレルやギアに触れられる体験型の旗艦店だ。その空間こそ、バイク・アート・カルチャー・ライフスタイルが交錯する場。Blucitaの展示は、その新たな魅力の中心に位置する。

秀でたクラフトマンシップが示すカルチャーの本質

Blucita誕生の背景には、NAPSとのカスタムオーダー協業という実装プロセスがある  。高い技術と視覚美、そして創造性の融合は、Deusが追求する「クリエイティビティな文化を讃える」というブランド哲学そのものだ。2006年にオーストラリアで誕生して以降、バイクやサーフィンを起点にアート、音楽、ファッションを横断的に展開してきたDeus。Blucitaは、そのカルチャー発信の精神を象徴する最新作だ。

この夏、Blucitaは原宿店にて、バイクという枠を超えた“機能美の結晶”として君臨する。色彩、造形、走り、全てが融合した一台を前に、あなたはただ見惚れると同時に、クリエイティブの息吹を全身で感じることになるだろう。

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