Ferrari Daytona SP Tailor Made
米国の億万長者が新車史上最高額で落札

フェラーリとRMサザビーズは、2025年のモントレー・カーウィークにおいて、共同でチャリティオークションを開催。既に完売した599台の限定スーパースポーツ「デイトナ SP3」の追加生産分として、1台のみを製造した「デイトナ SP3 テイラーメイド」を出品した。
デイトナ SP3 テイラーメイドは、フェラーリのオーダーメイド&カスタマイズプログラムを介して仕上げられ、グロスカーボンとジャッロ・モデナを組み合わせた2トーンのエクステリア。フロントスプリッター、サイドシル、リヤディフューザーがグロスカーボンとなり、今回初めてボディ全体を覆う「Ferrari」ロゴが施されている。
インテリアは、リサイクルタイヤ素材から作られた持続可能なファブリック「Qサイクル」で仕上げられ、イエローのシートベルトと跳ね馬のモチーフが刺繍で入れられた。
今回、フェラーリの新車としては最高額となる2600万ドルで落札したのは、眼科医・起業家、億万長者として知られているハーバート・ワートハイム博士。オークションの売却益は「フェラーリ財団」へと付され、様々な教育促進プロジェクトへと充てられる予定だという。

