個性に応える新色ラインナップ

ホンダはロードスポーツモデル「GB350」と「GB350 S」のカラー展開と仕様に改良を加え、2025年8月28日からHonda Dream店を通じて販売を始める。GB350には深みのある青を基調としたツートーンのパールホークスアイブルー、精悍なマットバリスティックブラックメタリック、上質なクラシカルホワイトという個性豊かな3色が揃う。鮮やかさとともにスタイリッシュな印象を与えるテールランプにはスモーク調レンズが採用され、全体の印象にシャープなアクセントが加わる。
スポーツ性を高めるGB350 Sのカラー展開

GB350 Sはその名の通りスポーティさを際立たせるカラーリングに刷新される。タンク上部に配されたストライプが印象的なヘビーグレーメタリック‑Uに加え、金属感が際立つベータシルバーメタリックを採用。いずれも質感とともに存在感を高めるカラー展開として位置づけられている。
仕様にも磨きをかけた上質な演出

見た目だけでなく、質感や使い勝手にも配慮が行き届いている。両モデル共通でメーター周りのデザインを一新し、文字盤を刷新するとともに装飾リングにメッキ仕上げを施し高級感を演出。さらにヘッドライトの照射範囲を見直して夜間の視認性を向上させることで、安全性にも手を入れた仕様改良となっている。
国内販売計画と価格帯のリアルな姿

ホンダは国内での販売計画としてGB350シリーズ合計で年間4500台を目指す。一部仕様変更を加えた上で、現実的な目標設定により販売力の底上げを狙っているようだ 。メーカー希望小売価格(税込)は以下の通り。GB350はパールホークスアイブルーが67万1000円、マットバリスティックブラックメタリックとクラシカルホワイトは64万9000円。GB350 Sはヘビーグレーメタリック‑Uで71万5000円、ベータシルバーメタリックで69万3000円に設定されている。リサイクル費用を含むが保険料・税金(消費税除く)・登録費用などは含まれていない 。
GB350シリーズは、空冷・OHC・単気筒348cm³エンジン特有の穏やかな鼓動とシンプルながら堂々としたレトロスタイルが支持されてきた。その魅力を継承しつつ、カラーラインナップで個性を強化し、視認性や質感にも手を加えた今回の小改良は、既存ファンだけでなく新たな層にも訴求しやすい内容だ。8月28日の発売に向け、国内のロードスポーツ市場に新たな風を吹き込む存在となる可能性は高い。
主要諸元
| 項目 | GB350 | GB350 S |
| 発売日 | 2025年8月28日(Honda Dreamにて) | |
| 販売計画(国内/年) | 合計4,500台 | |
| カラー | パールホークスアイブルー、マットバリスティックブラックメタリック、クラシカルホワイト | ヘビーグレーメタリック-U、ベータシルバーメタリック |
| テールランプ | スモーク調レンズ採用 | ― |
| メーター | 文字盤刷新+装飾リングにメッキ採用 | 同左 |
| ヘッドライト | 照射範囲見直し(夜間視認性向上) | 同左 |
| 価格(税込) | パールホークスアイブルー:671,000円その他2色:649,000円 | ヘビーグレーメタリック-U:715,000円ベータシルバーメタリック:693,000円 |
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