2013 RUF CTR3 Clubsport
初開催のシールド・ビット方式に7台の希少車

英国を拠点とするオンライン・オークションとして、世界的に高い人気を集める「コレクティングカーズ」。これまで1万7500台以上がオンライン販売され、7億ポンド以上の売上を達成している。
今回、コレクティングカーズは、オンラインオークション・プラットフォームにシールド・ビット方式を追加。シールド・ビット方式は、プライバシー保護、効率性、高いコンディションを持つコレクターカーのプレミアム性を保つために導入される。
コレクティングカーズは、8月に初開催されるシールド・ビット・オークションに、ほぼ新車状態のコンディションが保たれた2013年式「ルーフ CTR3クラブスポーツ」、1972年式「フェラーリ ディーノ 246 GT」、2021年式「日産 GT-R50 by イタルデザイン」などの超希少車両7台を出品すると発表した。
コレクティングカーズの創業者、エドワード・ロベットはシールド・ビット方式の導入について次のように説明を加える。
「シールド・ビット方式は、オークションへの参加者拡大、コレクターの皆様が求めるプライバシーを確保する目的で導入されます。現在、希少な車両の取り引は、公の場から離れた場所で行われることが多く、今回導入する新たなプラットフォームは、コレクティングカーズが誇る世界的なマーケティング力を維持しつつ、高い機密性を保証することになるでしょう」
未登録の「812 コンペティツィオーネ」

初開催されるシールド・ビット・オークションのために、コレクティングカーズは、多くの目玉車両を用意した。納車時走行距離・未登録の2022年式「フェラーリ 812 コンペティツィオーネ」は、グリジオ・コンペティツィオーネにジャッロ・フライのアクセントを施した仕様となる。
2013年式「ルーフ CTR3 クラブスポーツ」は製造台数わずか7台で、走行距離わずか143マイル(約230km)の良好なコンディションに保たれた貴重な個体と言えるだろう。15台が製造された1994年式「タットヒル SCRS」は、1974年のIROCレーサーへのオマージュとしてポルシェ 911(タイプ993)をベースに製作。パッシャーレッドのボディに、特注レザーインテリアが施されている。
スイスのオーナーが所有する「日産 GT-R 50 by イタルデザイン」は、日産とイタルデザインが、GT-Rとイタルデザインの50周年を記念して限定販売。さらに、2012年式「レクサス LFA」、2台のフェラーリ ディーノがオンラインオークションに出品される予定だ。
