カーボン・ニュートラル クラウンFCEVのタクシー200台が東京の街で走り出す! 水素普及に向けて「TOKYO H2」プロジェクトが始動【写真・3枚目】 小池百合子 東京都知事 佐藤恒治 水素バリューチェーン推進協議会 会長/トヨタ自動車 社長 川鍋一朗 東京ハイヤー・タクシー協会 会長/日本交通 取締役) タクシー仕様のトヨタ・クラウン FCEV FCEV仕様のグランエースが登場。水素燃料を利用してメヒカリの唐揚げを調理した。 こちらがメヒカリ唐揚げ。カラッと揚がっていました。 DC外部給電システムも搭載。外部給電器を介して、最大9kWのAC100V/200V電源を供給可能だ。 「TOKYO H2」ロゴ こちらもリンナイとトヨタの共同開発による水素グリラー。 ソーセージ&焼き野菜も美味! いつのまにか、グルメ取材になっていました。 リンナイとトヨタが共同開発した水素石窯。 水素は燃焼温度が高く、さらに燃焼時に水蒸気が発生するため、表面はカリッ、中はジューシーに焼き上がるという。確かに! トヨタ紡織が開発中の水素アシスト自転車。小型のFCスタックと水素タンク、水素タンクで構成されている。 水素タンクは細長いペットボトルサイズ。取り外しが簡単に可能。 トヨタ紡織はFCセパレータなどの生産を行っている。その技術を活かして、水冷小型のFCスタックの開発を実現した。 水素タンクの充填は30分〜1時間で充填可能。低圧なので、取り扱いに免許が不要なのもメリット。 クラウン FCEVのカットモデル FCスタックには燃料電池用のセルが330枚収められており、これがFCEVの心臓部となる。 FCスタックに大気中の酸素を送り込むためのエアクリーナーがこちら。 酸素と水素を化学反応させて発生した電気は、駆動モーターに適した電圧までコンバータで昇圧。パワーコントロールユニットで、モーターやバッテリーに送るか、電気の配分をコントロールする。 水素を貯蔵するタンクは合計3本搭載。満タンだと5.6kgの水素が収まる。 化学反応の際、副産物として発生する水は、エンジン車のマフラーのような配管を通って排出される。 駆動用バッテリーはリチウムイオン。リヤシート後方に置かれる。 水素の充填口。1回あたり、約3分という短時間で充填が可能。 トヨタL&Fの燃料電池フォークリフトは、すでに現場で活躍中。電動フォークリフトに対して、8時間の長時間稼働と、短い充填時間というアドバンテージが有る。 FCセルは、トヨタMIRAIと同じものが使用されている。 ブースでコーヒーを入れてくれたのは、ハンドドリップの競技会でチャンピオンになった経歴をもつ土井克朗さん。ごちそうさまでした! この画像の記事を読む