次なるシグナス、名称はグリファス→シグナスX /XRに！　台湾ヤマハが新型を発表

台湾で愛され続ける定番スクーターが大幅進化

「CYGNUS」シリーズは1980年代から台湾のスクーター市場で絶大な人気を誇る定番モデルだ。特に若者を中心に支持されており、街中から山道まで幅広いシーンで活躍してきた。

新型CYGNUSは「思いのままに駆ける」をテーマに開発。従来のデザインテイストを活かしつつ、最新技術を満載して登場した。街乗りの快適さはもちろん、走りの楽しさも格段に向上している。

シャープになったエクステリア

サイドパネルには稲妻をイメージした力強いラインを採用。全体的にすっきりとしたボディラインで、より軽快でスポーティな印象に仕上がっている。従来のシグナスらしさを残しながら、現代的なスタイリングを実現した。

走りが変わる新技術を多数投入

新設計フレームで走行性能アップ

新開発の高剛性フレームを採用し、従来モデルより大幅に剛性を向上させた。改良されたCVTとの組み合わせで、発進時のもたつきを解消し、中低速域でのパワフルな加速を実現している。

ブレーキ性能も大幅強化

フロントブレーキには267mmの大径ディスクを採用。精度の高いコントロール性能と安心感のある制動力を両立し、通勤からツーリングまであらゆる場面で快適に走れる。

使い勝手を徹底的に追求

たっぷり収納できる大容量トランク

28Lの大容量シート下トランクを装備。XLサイズのフルフェイスヘルメットもすっぽり収納できる。フロント部分には700ccのペットボトルも入る収納スペースがあり、日常使いで困ることはない。

便利機能が満載

周囲の明るさに応じて自動調整されるカラー液晶メーターや、ガス欠の心配を減らす燃料残量・走行可能距離表示機能を装備。さらにスマホの急速充電に対応したUSB Type-Cポートも標準装備で、現代のライフスタイルにしっかり対応している。

全車でLEDライトを採用し、コンパクトなプロジェクター式ヘッドライトを組み合わせることで明るく見やすい照明を実現。夜間の安全性も大きく向上した。

高速道路を走れる155ccモデル「CYGNUS XR」

より上質な乗り心地を実現

155ccエンジンを搭載する上級モデル「CYGNUS XR」には、リザーバータンク付きの専用リアサスペンションを装備。直線でもコーナーでも安定した走りを楽しめ、乗り心地も一段と向上している。

状況に応じて使い分けできるヘッドライト

色温度調整可変ヘッドライトを採用。白色光と暖色光をボタン一つで切り替えられるため、天候や道路状況に応じて最適な照明を選択できる実用的な機能だ。

スマホ連携で便利機能を拡張

スマートフォンでの解錠に対応したSMART KEY機能を搭載。専用アプリ「Y-Connect TWN」と連携すれば、個人設定のカスタマイズも可能になる。

台湾での価格設定

各グレードの台湾での価格は以下の通りである。

• CYGNUS X UBS版：94,500台湾ドル（約46万円※）
• CYGNUS X ABS版：103,800台湾ドル（約50万円※）
• CYGNUS XR：109,500台湾ドル（約53万円※）
• CYGNUS XR DX：114,500台湾ドル（約56万円※）
• CYGNUS XR DX ICON BLUE：115,500台湾ドル（約56万円※）

※1台湾ドル=4.8円で換算した参考価格

台湾で長年愛され続けてきたシグナスが、全面刷新して登場。台湾での発売されたのちは日本でも発売されるのがいつもの流れだが……、今後の展開に期待がかかる。