「モスキン」では8月からTOM’Sが手掛けたサーキット専用車両を走行枠単位で利用できる「サーキットレンタル」を千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイと愛知県の幸田サーキットyrp桐山で展開中で、その「GRヤリス(MT)」、「トヨタ86(AT&MT)」、「ヴィッツRS(MT)」の他、参加者の愛車でドライビングレッスンが行われた。

チーフインストラクター兼プロデューサーをレース経験豊富なレーサー鹿島、インストラクターを様々なカテゴリーで活躍する猪爪杏奈が務め、インストラクターによる同乗走行とジムカーナ形式のドライビングレッスンで全車に無線を搭載して細やかにアドバイス。1グループあたり約2時間半のレッスンで3グループ全員のスキルとスピードが走行の度に上がっていった。

参加者からは「ブレーキをうまく使うことでクルマがこんなに曲がるとは」「生まれて初めての体験、もっと走りたい」「いつかはレースに出てみたい、今日をスタート地点にしたい」「サーキット車両のレンタルを早速申し込みたい」などの感想が聞かれた。

「モスキン」では、今後もEVカート(シティサーキット東京ベイ)によるAライセンス講習会、サーキットでの体験イベントやプライベートレッスンを予定しており、9月21日(日)には袖ヶ浦フォレストレースウェイで「特別ライセンス講習会」を実施する。

「サーキットレンタル」はサーキット専用車両の他、ヘルメットやグローブのレンタルも用意されており、手ぶらでサーキット体験が可能と入門のハードルが低いことが最大の特長と言える。「モスキン」出身のレーシングドライバーが生まれる日を期待したい。

■モスキン公式サイト:https://motorsport.kinto-jp.com/