Curvistan Bangkok × Porsche 956 LH

東南アジアにおけるポルシェファンの拠点

「クルヴィスタン バンコク」で開催された特別展『レースボーン(Raceborn)』。
2024年にバンコクの中心地にオープンした「クルヴィスタン バンコク」。ポルシェファンのためのスペースとして、ギャラリーやショップ、カフェを備える。

2024年、『Curves』マガジンの創設者ステファン・ボグナーと、タイの不動産開発業者であり、有名ポルシェ・コレクターのチャノンド・ルーアンクリティヤは、タイのポルシェファンが集うカフェスペース「クルヴィスタン バンコク」をオープン。クルヴィスタン バンコクは、瞬く間にバンコク有数のカルチャースポットとなった。

クルヴィスタン バンコクは、バンコクの中心部、富裕層が多く住むトンロー地区に位置し、ギャラリー、カフェ、そして自動車やデザイン愛好家のための体験スペースを兼ね備える。ポルシェ・アジア・パシフィック、ポルシェ・タイランドのサポートを受け、クルヴィスタン バンコクは東南アジアにおける、ポルシェファンの情報発信基地に成長した。

今回、オープン1周年を記念する特別展『レースボーン』を企画。ユニークな特別展は、モータースポーツを原点とするポルシェの歴史を讃える様々な展示が行われている。その中心となったのが、スタートナンバー「1」を誇らしげに掲げた「ポルシェ 956 LH」。1982年のル・マン24時間レースのウイナーであり、シュトゥットガルトのポルシェ・ミュージアムから、特別展のために空輸されている。

バンコクで956 LHのフォトセッションを実施

今回のイベントに先立って、クルヴィスタン バンコクは、956 LHをバンコク市内に持ち込んで、スペシャルフォトセッションを実施した。
今回のイベントに先立って、クルヴィスタン バンコクは、956 LHをバンコク市内に持ち込んで、スペシャルフォトセッションを実施した。

展示に先立ち、クルヴィスタン バンコクのチームは956 LHをバンコクの中心街で撮影するという貴重な機会を得ることになった。そこで撮影された写真は、東南アジアの伝統とヴァイザッハが誇る究極のテクノロジーが、鮮烈なコントラストを描いている。

特別展やバンコクでの撮影を企画したボグナーは、ポルシェ・ミュージアムが所有する956 LHのタイ初公開に喜びを隠さない。

「タイはもちろん、アジア全域でも、これほどの歴史を持ったレーシングカーを目にすることは滅多にありません。撮影中、バンコクの街での反響は圧倒的でした。東南アジアのポルシェ・コミュニティは驚くほど熱心ですし、本物の956との対面は多くの人にとって夢の実現だったのです」

今回、956 LHに加え、FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦した911 GT3 R、マンタイ・レーシングの911 GT3、さらに956 LHをオマージュし、ロスマンズ・カラーまとった911 カレラ(992.2型)など、グループC黄金期をリスペクトする展示が揃えられた。

特別展『レースボーン』は、2025年10月1日まで開催され、午前8時から午後10時まで入場無料で楽しむことができる。

「クルヴィスタン バンコク」を動画でチェック!