前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年9月8日〜14日に発表されたニュースを紹介する。

機能性とデザインを兼ね備えた「オールシーズン」「モトレック」「スマートウィンターグローブ」など注目アイテムが登場

カワサキモータースジャパンは、2025年秋冬シーズンに向けたオリジナルアパレルを、9月11日付で「Kawasaki PLAZA Apparel & Goods Style Magazine good TIMES」にて公開した。テーマは「“ほしい!”が見つかる秋冬“選ぶべき”もの全部。」 寒さに備えつつスタイルを楽しみたいライダーやファッション愛好者向けに、多彩なラインナップを用意して全国のカワサキプラザで販売を開始する。

まず注目すべきは「カワサキ オールシーズンジャケット」。マウンテンパーカのデザインをベースに、撥水仕様の表地、ポケットの充実、そしてリバーシブルのインナージャケットによって気分に応じた着こなしが可能となっている。肩・肘にはCEレベル2のプロテクター、背中・胸にはCEレベル1のプロテクターを標準装備したフルプロテクション仕様で、安全性にも配慮されている。価格は税込3万6300円、カラーはブルーとブラック、サイズはSから3Lまで。納品は2025年9月下旬。

次に「カワサキ モトレックオールシーズンパーカ」が登場する。アノラック風のデザインを持ち、プロテクター内蔵のアウターと保温性のあるインナーの二重構造となっており、防水仕様のアウターで急な雨にも対応する。背中にはウレタンフォームパッドを標準装備、胸部にはオプションでのプロテクター装着が可能。カラーはチノとダークグレー、サイズはWM~3L、税込価格3万8280円。こちらも9月下旬納品予定。

さらに「カワサキ スマートウィンターグローブ」も新登場。中綿入りで保温性に優れる柔らかな質感が特長。全指先がタッチパネル対応で、スマートフォンやナビ操作に対応。ナックルプロテクターを含む設計により衝撃耐性も向上。カラーはカーキとブラック、サイズはWM~3L、税込価格8580円。こちらも9月下旬の納品予定。

カワサキプラザアパレルは、ライディング時のみならず街中で着用できる、機能的かつデザイン性の高いアイテムを展開するブランドとして位置づけられている。「ファッションを通じてモーターサイクルライフをさらに楽しんでもらいたい」という想いを込め、スタイリッシュで安全・安心なプロダクトを提供。good TIMES COLLECTIONとして全国のカワサキプラザで取扱い、詳細は最寄りの店舗か公式ウェブサイトで確認可能。

フォルクスワーゲン、欧州で“次世代バッテリー&エネルギー技術”を一挙発表

フォルクスワーゲングループはPowerCoおよびElliと連携し、2025年のIAAモビリティで欧州製バッテリー技術の新たなマイルストーンを示した。第一に、初の全固体電池搭載テスト車両をお披露目。QuantumScape製のセルを用い、高いエネルギー密度と安全性を追求する一歩となる。第二に、PowerCoのユニファイドセルとCell-to-Pack技術を「エレクトリック アーバンカー ファミリー」向けに投入。航続距離約450km、充電時間25分未満をめざす。第三に、Elliがザルツギッターに20MW/40MWh規模の大規模蓄電システムを建設、欧州の電力網安定化へ貢献する枠組みを整える。これらにより、フォルクスワーゲングループはテクノロジーを自社で制御することで、コスト効率と柔軟性を兼ね備えた持続可能なモビリティとエネルギーソリューションを目指す。  

デイトナ、高耐久アルミ採用「ハイバックローチェア MIL」を発売

デイトナは、新たに「ハイバックローチェア MIL」の一般販売を開始する。背もたれを高めに設計し、頭部まで身体を預けられる仕様で、ロータイプの座面が特徴。あぐらをかいたり、足を伸ばしたりと自由な姿勢でリラックスでき、星空観賞や読書などにも適する。フレームには超々ジュラルミンとして知られるA7075アルミ合金を使用し、静止耐荷重は120kgを確保する。本体サイズは約H740×W550×D600mm、収納時は約H480×W140×D130mmになり、カラーはブラックとフォレストカーキの2色展開。価格は税込8,965円。使用部品の補修品も座面・フレーム・収納袋・ラバーキャップなどで別売予定。

薄型5インチで高機能!バイク専用スマートモニター「SRD5 Slim」発売

カスタムジャパンがバイク用スマートモニター「SRD5 Slim」を発表した。CarPlay・Android Auto・AirPlayに対応し、IP65防塵防水仕様の5インチIPS液晶を搭載。高輝度800nit、解像度1024×600。温度耐性は−20℃から+70℃まで確保されており、MicroSDカードで音楽・動画の再生も可能。Bluetooth5.1とWi-Fi(2.4GHz)を内蔵し、USB Type-C電源ケーブルが付属。工具セットと遮光フード、取付ブラケットが同梱されており、価格は税込1万5800円。ツーリングや配達、ビジネス用途に適した薄型モデル。

「ゆるキャン△ SEASON3」新グッズ発売決定! パスケースやキーホルダーなどファン必見アイテム多数

公式キャラクターコスチュームやアパレル・グッズを手がけるコスパグループが、『ゆるキャン△ SEASON3』の新作グッズを発表。志摩リンと各務原なでしこのパスケース(ナスカン付き)、シルエットバイク志摩リンのリールキーホルダーをはじめ、エコバッグなど複数の商品がラインナップされる。これらは東京ゲームショウ2025や作品のモデル地ショップで先行販売され、一般販売は2025年12月下旬予定。パスケースやキーホルダーは税込1650円、エコバッグは2200円。グッズ情報や先行販売の詳細は二次元コスパ公式サイトにて確認可能。  

三好礼子・福山理子ら豪華ゲスト登壇、「MOTHER LAKE RALLY2025」で女性ライダーの祭典

一般社団法人日本ライダーズフォーラムが主催する女性ライダー向けイベント「MOTHER LAKE RALLY2025」が2025年10月18日〜19日に滋賀県長浜市で開催される。「速さや距離を競わず、琵琶湖周辺スポット巡りや地域交流、参加ライダー同士の出会いを楽しむ旅」をテーマに、初心者からベテランまですべての女性ライダーが参加可能。今回のイベントには元国際ラリーストでエッセイストの三好礼子が「ワンポイントライディングアドバイス」、バイクタレントの福山理子が「バイクフォトポージングのテクニック」をそれぞれ担当するステージ登壇が決定。山口世子がMCを、長浜市長・浅見宣義が開催地代表として挨拶を務める。参加エントリーは9月30日まで、定員1000台でソロ/タンデムクラスを設け、湖北THGツインアリーナを拠点に午前中の催しを含めて行われる。  

プロライダー・エミリー・カールソン、TRIUMPH NATIONAL RALLY 2025でデモ走行実施

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、ファンミーティング「TRIUMPH NATIONAL RALLY 2025」(10月4日)で、トップ女性エンデューロレーサーのエミリー・カールソンによるデモ走行を行う。会場内の特設オフロードコースで、TFシリーズの性能を体感できる機会となる予定。走行時間は11時55分~12時05分と14時25分~14時35分の2回。エミリーはスウェーデン出身でオーストラリアを拠点とし、ISDE(国際6日間エンデューロ)やAORCなど国内外で活躍を続ける実力派。ステファン・グランキストも当日来場予定で、二人のライディングセッションにも期待が集まる。イベントはトライアンフファン同士が集い、愛車を披露し、交流する「ファンミーティング」としても位置づけられており、事前申込が必要。

純チタン製「0.9kgストーブ」Brahman、ソロ&バイク旅に革命

株式会社いちばんぼしのアウトドアブランド「Sorge(ゾルゲ)」が、純チタン製ミニアイロンストーブ「Brahman」をMakuakeで先行販売開始。公開から10日で目標額の約12倍となる379万円を集めてクラウドファンディング大成功。重量0.9kgという軽さでステンレス製の約40%軽量化を実現し、徒歩キャンプやバイク旅にも適合。「調理」「暖」「灯り」「癒し」「虫よけ」の五役を1台でこなす多機能性を備える。連続使用は最大12時間可能で、大容量タンクや芯落ち防止ストッパー、2WAY扉など使い勝手にも配慮されている。一般販売価格は税込5万5000円、Makuake限定価格は3万6500円。リターンは11月末発送予定。 

ネコとバイク好きのための住まい―「YOSHITOMI BASE」完成内覧会と保護猫譲渡会開催

株式会社ネコ不動産が熊本県菊池市に建設した新築アパート「YOSHITOMI BASE」の完成を記念して、2025年9月14日(日)に完成内覧会と保護猫譲渡会が開催された。1階はバイク専用の土間ガレージ付き住戸で、玄関からバイクを一緒に入れられる設計。2階はキャットウォークや猫用トイレスペース、キッチンへの侵入防止策など猫との暮らしを前提にデザインされたネコ専用住居となっている。1LDK、面積は約40.71㎡~42.83㎡。無料インターネット、宅配ボックス、各戸駐車場にはEV用200Vコンセントを備える。  

バイク王、a-nationで「バイクのあるライフスタイル」を若者へ発信

バイク王&カンパニーが、8月30日・31日に開催された国内最大級の音楽フェス「a-nation」に初めてブース出展。若年層に向けてバイク文化への親近感を醸成するため、ダンス&ボーカルグループ「GENIC」とのコラボレーションを実施した。会場には「GENIC」メンバーの等身大パネルや「Z900RS」「クロスカブ50」「RZV500」など複数の車両を展示し、来場者との撮影を促進。さらに「GENICのメンバーに似合うバイク」をテーマに投票を募集し、抽選でクロスカブ50をプレゼントするキャンペーンも展開された。これらを通じて、バイク未経験者にもその魅力を訴求し、「バイクライフの生涯パートナー」という企業ビジョンを具体化する一歩とした。  

カワサキ、「W230/MEGURO S1」購入で3万円分サポートクーポン提供キャンペーン実施

カワサキモータースジャパンは、「W230」と「MEGURO S1」(2025年モデル)の新車購入者を対象に、「W230/MEGURO S1 デビュー応援キャンペーン」を開始した。期間は2025年9月1日から12月26日まで。カワサキプラザ全店で対象モデルを新車購入し登録を完了した顧客に、税込3万円分の購入サポートクーポンを進呈する。クーポンは車両本体だけでなく、アパレル、純正アクセサリー・パーツ、オリジナルウェア・グッズ、ライディングギア、用品、そして有償オーナーサポートにも利用可能。使用は購入店舗に限られ、超過分は購入者負担。クーポンの利用期限は2026年1月16日まで。全国94店舗に展開するカワサキプラザでは、モーターサイクル販売のみならず顧客のライディングライフ全体をサポートするサービス提供を目指している。  

カワサキプラザ千葉桜木、リニューアルオープン—地域に根ざすモーターサイクルライフの拠点に

「カワサキプラザ千葉桜木」が国道51号線沿い、京葉道路貝塚ICから1kmの好立地にて、2025年9月5日(金)にリニューアルオープンした。成田国際空港から千葉ベイエリアに至る道の玄関口として、アクセス性を重視した店舗に生まれ変わる。木目調フロアと白い天井で明るく清潔感のあるショールームには、ニューモデルの展示やプラザオリジナルアパレル、グッズが豊富に並ぶ。加えて「ケージ」でモーターサイクルをアイコニックに魅せる演出や、アイランドディスプレイで商品に触れやすく工夫された空間、ライダーが集うコミュニティスペース、ブランドヒストリーを感じさせるヘリテージウォールも設置。敷地内には二輪・四輪駐車場を完備し、メンテナンスの相談からイベントまでモーターサイクルライフを総合的にサポートする拠点として期待される。営業時間は9時~18時。定休日は毎週火曜および第1・3・5水曜。電話043-488-6500。

バイク王、「売っても買ってもお得な大感謝祭」YouTuberせんちゃん起用のCMでスタート

バイク王&カンパニーは、2025年9月12日(金)から10月19日(日)まで「売っても買ってもお得な大感謝祭」を実施する。期間中、人気バイク系YouTuberのせんちゃんを起用した新CM2本が地上波やYouTubeで公開される。売る側への特典として、51cc以上のバイクを査定すれば査定の有無にかかわらずQUOカード2,000円分を進呈。買う側には、過去1年以内に売却経験があるか、免許取得後6ヵ月以内の対象者が、126cc以上のバイクを購入すると50,000円分のQUOカードがもらえる。応募には会員登録や納車整備の実施など条件あり。せんちゃんの明るいキャラクターを活かしつつ、買取・販売サービスの魅力をポップでわかりやすく伝えるCM構成となっている。

MotoGP日本グランプリを日テレジータスで生中継!前夜祭&ライブにも注目

CS放送「日テレジータス」が、2025年MotoGP第17戦日本グランプリを9月27日(土)と28日(日)に生中継する。初の試みとして27日の夜に「MotoGP™ Night Live 前夜祭」を生中継。ライダートークセッションや人気アイドルグループCANDY TUNEによるスペシャルライブの模様を届ける。翌28日(日)の決勝には公式PR大使・若月佑美が中継に初参加、ゲストとしてレースをさらに盛り上げる。注目ライダーはマルク・マルケス、小椋藍、ワイルドカード参戦の中上貴晶のほか、Moto2の佐々木歩夢ら日本人選手たち。視聴はスカパー!番組配信でスマホ・PC・タブレット対応。26日(金)のプラクティスも配信予定。会場には日テレジータスのブースを設け、オリジナルグッズやフォトスポットの設置、SNS投稿でのサイン入りグッズ抽選も実施する。