実用性を追求した新モデルの登場

カスタムジャパンが、バイク用スマートモニターシリーズ「SRD5」の第4弾として薄型5インチモデル「SRD5 Slim」を発表。CarPlay/Android Auto/AirPlay対応で、ツーリングや配達・ビジネスユースに最適な設計とされている。国内メーカーであること、企画・開発・監修すべてをカスタムジャパンが手がけている点がユーザーに安心感を与える。

主な特徴と性能

ディスプレイは5インチIPS液晶で高輝度800nit、解像度1024×600を実現。防塵防水等級はIP65であるため、雨やほこりなど走行環境による悪条件にも耐性あり。動作温度は−20℃から+70℃まで対応する仕様とされ、寒冷地や真夏の直射日光下でも使用可能。ワイヤレスリンクを含むCarPlay/Android Auto/AirPlay対応で、スマホとの連携もスムーズに行える。Bluetooth5.1やWi-Fi(2.4GHz)、MicroSDカードスロット搭載で音楽・動画再生にも対応する仕様になっている。

発売情報と価格、付属品など

希望小売価格は税込1万5800円。セットには本体のほかブラケット、遮光フード、USBケーブルとバッテリー接続ケーブル、プラスドライバー、クイックガイドが同梱され、必要な取り付け工具も含まれている。ポートはUSB Type-Cで、電源は12V/24V供給が可能な仕様。言語は日本語と英語の両対応。電波法技適適合品としての認証も取れており、日本国内での使用における安心感が高い。

ユーザーにとっての価値

ツーリング中にスマホの地図や音楽を確認したいが、雨風や日差し・振動など過酷な状況下での使用が不安というライダーにとって、薄型・高耐久・高輝度といった基本性能が揃っていることは大きなメリット。価格が1万数千円台と比較的手を出しやすく、必要十分な機能がまとめられているため、過剰な機能を求めず「実用第一」で選びたい利用者に響くモデルとなるだろう。>もちろん、取付の互換性やケーブルの取り回し、視認性の実地での確認などは、購入前に実車で試す価値がある。

SRD5 Slimは、ツーリングや業務用途で使い勝手のよいスマートモニターを求めるライダーにとって、有力な選択肢になる。高コスパと実用性を兼ね備えたこのモデルが、ライディングシーンを更に快適にする可能性を秘めている。

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