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モトチャンプCH.

性能と質感を追求した究極進化系カスタム

レーシングコンストラクターとして有名なオーヴァーレーシングプロジェクツ(以下OVER)は、昔からモンキーのカスタムでも有名なブランド。オリジナルのアルミビレットフレームはレースのノウハウを投入した究極のアイテムとして、カリスマ的な人気を誇っている。

OVERではモンキー125が登場してから、マフラーをはじめとする高機能なチューニングパーツを続々と開発&発売。アルミフレームも開発計画にはあったが、長らく準備期間に埋もれていたのだ。それが、今年の東京モーターサイクルショー2023にて大々的に発表! フルカスタムを目指すユーザーにとっては、待望のリリースとなる。

シート下の隙間もなく、美しいアルミフレームで車体の質感は激変!前後のGP-SIXホイール(18万1500円)はアルミ鍛造品だ。

政府認証のGPパフォーマンスXLフルチタンマフラー(9万3500円)は、太い排気音と中〜高回転の爽快さが魅力。トルクも厚い。
OVER×NITRON R3ツインショック (22万800円 )の乗り味は絶品。スイングアームはOVタイプスタビ付き (8万1400円 )を装着。

モンキー125用アルミフレームの名称は「OV-44」。溶接は一切なく、高強度なA2017材から削り出したパーツを組み上げて製作される。片持ちスイングアーム化ができるよう、リヤをモノサスにできる構造を採用しているが、まずは純正からリプレイスしやすいツインショック仕様にて発売。シート下の補器類を大加工すれば、リヤのモノサス化も可能だそうだ。

美しい輝きを放つOV-44オリジナルアルミフレーム(44万円)。エンジンハンガーの違いで新旧モンキー125に対応できる設計だ。

ネック部分にはフレームナンバーが刻まれ、バイク販売店にて登録が可能。ロアーステムキット(4万7500円)も新たに追加された。
カニブレンボ対応キャリパーサポートと、サンスターと共同開発したセミフローティングディスクを装着。セット価格は4万6750円だ。

 剛性感のあるハンド リングは、さすがアルミフレーム! リヤの動きも分かりやすく、まるで小さなスーパースポーツという 印象だ。

シートフレームもアルミビレット製で高い剛性を確保。リヤショック上部の取り付けは、純正位置とレイダウンの2か所が選べる。
トップブリッジを含むスポーツライディングハンドルキット(8万300円)でセパハン化。マルチユーティリティーバーは試作品だ。

すでに多くのパーツがリリースされる中、フルカスタムに相応しい完成度を追求すべくアルミビレットのロアーステムキットも新たに追加。全方位で極上の質感と性能を追求した存在感は、他の追従を許さない完成度といえる。珠玉のモンキー125カスタム、ここにアリだ!!

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モトチャンプ2023年6月号

国内から海外まで 125cc買うべきモデル教えます!

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