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モトチャンプCH.

さりげなく高機能! 競技系のアルミ材を多用し高品質なパーツをリリース

レーシーな4MINIカスタムパーツのイメージが強いオーヴァーレーシングプロジェクツ(以下OVER)だけに、ハンターカブ(JA)用パーツが充実しているのは意外(失礼!)。もちろん、従来通りにレーシーなダウンマフラーのラインナップも2種類あるが、今回注目したいのはシンプルな機能美を追求したアップマフラースタイルだ。

ダウンチューブとスイングアームを、純正ホイールと同系統のブラックで統一。引き締まったルックスで、タフネス感がアップする。

細身のサイレンサーでスッキリしたフォルムに仕上がるシガーパイプアップマフラー(7万7000円)。トルクフルで扱いやすい。
アラゴスタとコラボで開発したツインショックPHASE1(16万8300円)を装着。タンデムステップのアップブラケットは試作品だ。


装着するシガーパイプアップマフラーは、あえてノスタルジックなシンプルデザインを追求。細身のサイレンサーは車体をスリムに見せ、ステーに共締めするヒートガードが無骨なアウトドア感を高めてくれる。OVERだけに性能の追求はもちろんで、排気効率を重視したエキパイはφ・2からφ・7へ拡大する設計。実用域のトルク向上と、高回転のパワーアップが確実に体感できる。

ハンドルライザー(2万7500円)は、純正比で10mmアップ、または15mmアップ/9mmフォワードの2ポジションが選べる。

強度の高い7N01材をメインチューブに使用するアルミダウンチューブ(5万9400円)。万一に備えたスライダーを装備している。
タンデムグリップ(1万2100円)やアシストグリップ(左右セット2万3100円)など、実用系アイテムも高い質感にこだわっている。

6月にリリースされるアルミ製スイングアームは、堅牢なブラックガンコート仕上げ。スライダー付きの黒いアルミダウンチューブと合わせると、ノーマルより引き締まったルックスを獲得できる。アラゴスタとコラボしたリヤショックは、高性能かつ専用カラーで最高の満足感をプロデュース。ハンドル位置が変えられるハンドルライザーやキャリアに追加するグリップ類も、実用パーツながらビレット加工品という上質さに驚きだ。さり気なく最高の品質にこだわりたいユーザーは、OVER製品を選べば間違いはない。

乗り心地も良く、フラットなトルクで快適なライディングが可能。取り回しする際、タンデムグリップが絶妙に使いやすかった。

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モトチャンプ2023年6月号

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