足まわりから塗装までフル自作の渾身作

兵庫県龍野市の実力派プロショップ、370ファクトリーに通い詰めるたろちゃん/ヴォクシーは、しかし実はカスタム作業を同店に依頼しているワケではない。彼のこだわりは、自作。お金を払って得られるものよりも大きな満足感を得られるから、足まわりから塗装までのすべてを自分でこなしているそうだ。

それでもだからこそ370ファクトリーの存在はデカい。と言うのも「作業場所を提供してくれたりいろんなアドバイスをくれたり。お金のことでも何でも親身になって考えてくれて、しかもアットホームで優しいんですよね。370があるからこのヴォクシーはここまで来た」と大感謝。370のおかげで彼は納得のフル自作を実現できたのだ。

そんなたろちゃん/ヴォクシーがコンセプトの軸に据えたのが、ふだん乗りも踏まえたシンプルな装い。車高調のブラック・アイとアクスル加工、アーム変更などで実現したローダウンフォルムは美麗だが、実はこのままで立体駐車場にも上がれる車高に留められている。エアロも必要最小限で、ホイールも王道のマイスター。そんなシンプル姿だからこそより際立つのが、ドアミラーと給油口の自作グラインダータトゥー塗装。ローハンの動画で研究した渾身の一手だ。

TOYOTA・80VOXY
アクスルも自作加工でフロント8度、リア11度のキャンバーを効かせた。フェンダーがあえて純正なのもこだわりだ。
ホイールはマイスターM1。このデザインがしっくり来た。
ステアリングは60ハリアー用純正を流用。張り替えたピラーは、エクステリアの差し色と同様のレッドに。今後はバンパー加工も計画。
テールランプはクリスタルアイ製。後ろ姿にも赤を散りばめてアクセントとした。リフレクターは純正加工、バックフォグはハイエース用を流用。
TOYOTA・80VOXY
OWNER
たろちゃんさん赤が好きで、シンプルな中に赤を取り入れるスタイルがたろちゃん流。リアのキャンバー角と自作グラインダーが自慢だ。

Specifications
WHEEL●ワーク・マイスターM1 3PIECE(19×8.5J F+30、R+17) TIRE●ミネルバ(215/35) EXTERIOR●フロント/グリル=ロジャム、リア=ロェン、テール=クリスタルアイ INTERIOR●ステアリング=60系ハリアー用、グラインダー塗装=自作 TUNING●車高調=RS・R、スプリング=MAQs、マフラー/アーム類=純正加工 AUDIO●スピーカー=アルパイン/他 Support SHOP●370ファクトリー

メッキのギラギラ感をMAXに! カンタンDIYで激目立ちの新型ヴォクシー

登場から約1年半が経ち、やっと納車が進み始めてきた90系ヴォクシー&ノア。 それに合わせるように各メーカーからカスタムパーツも続々とデビューしてきている。 2023年は、新型ヴォクシー&ノアにとって、まさにカスタム元年。 Mクラスミニバン人気を牽引する両車をいかにスタイルアップするか。 さまざまなメーカーのデモカーからカスタムのヒントを探してみてください!

メッキがない新型ヴォクシーも格好いいかも!

登場から約1年半が経ち、やっと納車が進み始めてきた90系ヴォクシー&ノア。 それに合わせるように各メーカーからカスタムパーツも続々とデビューしてきている。 2023年は、新型ヴォクシー&ノアにとって、まさにカスタム元年。 Mクラスミニバン人気を牽引する両車をいかにスタイルアップするか。 さまざまなメーカーのデモカーからカスタムのヒントを探してみてください!

90ヴォクシーでも深リムホイールが履ける!?

スタッフのみならず、クールのファンをも協力し、手作りで作り上げたクールファンのための大イベント『KUHL&VRARVA大感謝オフ会2024 in富士スピードウェイ』。 クールの製品・デモカーを見る貴重な機会であり、有名メーカー、ショップも多数協賛!見るだけでも楽しめる注目イベントをお届けします! ●開催日:6月16日  ●場所:富士スピードウェイ

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年10月号 No.358より