試乗 フルモデルチェンジで「アウディ A4 / S4」改め「アウディ A5 / S5」として刷新された新型基幹モデルに試乗【写真・2枚目】 アウディは従来の「A4/S4」を新たに「A5/S5」としてフルモデルチェンジをさせた。 S5の3.0リッターV6ターボ。ターボは可変タービンジオメトリー(VTG)タイプ。欧州では2019年以降、S4/S5は専用の3.0リッターV6ターボディーゼルだったが、新型ではガソリンが復活した。 新型S5は、367PSと550Nmを発揮する新開発の3.0リッターV6ガソリンターボを搭載した48Vマイルドハイブリッド。0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は250km/hに制限される。 S5のインパネには、マイクロファイバー素材を使用したデザインパッケージが用意される。局面デザインのMMIパノラマディスプレイや上下フラットなステアリングが新鮮だ。 S5のヘッドレスト一体タイプのフロントシートには、ナビの案内などをドライバーに聞かせるスピーカーが内蔵される。ロングホイールベース化により、後席スペースは大幅に拡大した。 S5のヘッドレスト一体タイプのフロントシートには、ナビの案内などをドライバーに聞かせるスピーカーが内蔵される。ロングホイールベース化により、後席スペースは大幅に拡大した。 A5アバントTDIクワトロ。今回セダンとアバントの間で走りに関する違いはほとんど感じられなかった。実際、車両重量はセダンとアバントで15kg程度の差しかないのだ。 荷室はセダンが445リットル、アバントが476〜1424リットル。いずれも先代モデルより小さいが、これは絶対的な容量より実際の使い勝手やデザインを優先したことが理由である。 荷室はセダンが445リットル、アバントが476〜1424リットル。いずれも先代モデルより小さいが、これは絶対的な容量より実際の使い勝手やデザインを優先したことが理由である。 この画像の記事を読む