近年稀に見る過酷な生き残りレース

1996年の初開催以降、コロナでの休止を除き、今回が30周年の記念大会となるアジアクロスカントリーラリー。4輪44台、2輪及びサイドカー42台が参加した今大会、8日間の総走行距離は、当初3247キロの予定。しかし、4日目、6日目に予定されていたSSがキャンセルされ、約2500キロ強の行程へと変更された。このラリーは、山岳地帯や、沼地、海岸、砂漠、プランテーション、サーキットなど様々なロケーションで競技が進行する過酷なもので、FIA、FIM公認クロスカントリーラリーと銘打たれているのだ。

日本からの参加者も数多く、メーカー系だけでなく、個人やショップメーカーでの参加も珍しくない。今回、日本からショウワガレージレーシング(SGR)として、ジムニーパーツメーカーのショウワガレージが初参加。JB74を専用車として仕上げ、ドライバーに和田選手、コドライバーに伊神選手を選出。国内のスピード系レースでの数々の実績を積み上げた和田選手が、夢であったアジアクロスカントリーレースに初参戦した。

今年のアジアクロスカントリーラリーのコースレイアウトはかなりハード。2日目以降、横転、転落、前走者への追突など、各車トラブル続発。SGRでも、リアのダンパー破損や、エアバンプ破損など、大幅な整備を要するトラブルが発生。しかし、一晩できっちり修復するサービスの素晴らしい仕事で、和田選手と伊神選手が快進撃。初日に差をつけられた1位との差を猛追。最終日には1位の車両をパス。タイムこそ抜ききれなかったが、T1Gクラス2位、ジムニークラス1位という結果を獲得した。

華やかなパレードなどが注目されがちだが、かなり過酷な生き残りレース。常に、路面からハンマーで叩かれているようという表現がなされるほど荒れた路面を走り続ける。信頼できるマシン作りと、常に一晩でフルメンテを行うメカニックあってこその結果と言える。チームワークが今回の結果を獲得したと言っても過言ではないだろう。おめでとうございます!

SGR Showa Garage Racing
様々なショウワガレージのチューニングの優位性が、他社のジムニーの追従を許さない。全てが噛み合った結果がクラス優勝なのだ。
走行順序を待つ和田選手と伊神選手。普段からお互いを信頼している仲間のチームワークは最高の結果をもたらした。
コロコロ変わる土質や、路面状況で、車両のダメージは計り知れない。毎晩のメンテでリフレッシュするメカニックは超ハードワーク。
ドライバー和田選手(左)/コ・ドライバー伊神選手(右)

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