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スズキ・KATANA(カタナ)……1,683,000円(消費税10%を含む)
伝説のGSX1100S KATANAのDNAを継承した特徴的デザイン
2019年5月の発売以来、多くのライダーから支持を集めているKATANA。燃料タンクから車体先端まで、研ぎ澄まされた刀のようにシャープで流れるようなラインが特徴的だ。角形LEDヘッドランプや、刀の切先をイメージした車体先端下部のLEDポジションランプにより、1980年代に一世を風靡したGSX1100S KATANAの面影を色濃く残している。
スズキ初となるターンシグナル付スイングアームマウントリヤフェンダーの採用により、車体後部はすっきりとしたシルエットを実現。マフラーも短くコンパクトなデザインとし、黒色塗装で引き締まった外観を演出している。
LEDライティングが演出する現代的な佇まい
フロントの角形LEDヘッドランプはGSX1100S KATANAのアイコニックなデザインを現代風にアレンジ。リヤにはLEDコンビネーションランプとターンシグナル一体型のナンバープレート取付部を装備し、前後ともにLED化による先進的なイメージを構築している。
GSX-R1000譲りの998ccエンジンに電子制御システムS.I.R.S.を搭載
低速トルクと高回転パワーを両立する水冷直4エンジン
心臓部にはGSX-R1000のエンジンをベースとした水冷直列4気筒998ccエンジンを搭載。低回転域での力強いトルクと高回転域でのパワフルな特性を実現している。2022年2月からは電子制御スロットルシステムを採用し、吸排気機構の変更により令和2年排出ガス規制に対応しながら最高出力の向上も達成した。
多彩な電子制御でスポーツライディングをサポート
電子制御システムS.I.R.S.（スズキ・インテリジェント・ライド・システム）により、扱いやすさとスポーティなライディングを両立。主な機能は以下の通りだ。
- SDMS（スズキドライブモードセレクター）：出力特性を3つのモードから選択可能
- STCS（スズキトラクションコントロールシステム）：5段階から選択できるトラクションコントロール
- 双方向クイックシフトシステム：クラッチ操作不要でシフトアップ/ダウンが可能
- スズキアシストクラッチシステム：加速時のアシスト機能とシフトダウン時のスリッパー機能を装備
ブレンボ製ブレーキとボッシュ製ABSで高い制動性能を実現
軽量高剛性シャシーとプレミアムな足まわり
車体は軽量で剛性の高いアルミフレームとアルミスイングアームで構成。フロントブレーキには強力な制動力を発揮するブレンボ製ラジアルマウントモノブロックキャリパーを装備し、軽量コンパクトなボッシュ製ABSユニットと組み合わせることで、優れた制動性能と安全性を両立している。
ライダーをサポートする便利機能も充実
スタータースイッチをワンプッシュするだけでエンジン始動可能な「スズキイージースタートシステム」を採用。ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動できる。さらに、発進時や低回転走行時にエンジン回転数の落ち込みを抑制する「ローRPMアシスト機能」も搭載している。
フル液晶ディスプレイで多彩な情報を表示
軽量コンパクトなフル液晶ディスプレイ多機能インストルメントパネルを採用。アンバーのバックライトにより、周囲が暗い場所ではアンバー、明るい場所では白く見える工夫で、昼夜を問わず良好な視認性を確保している。
価格・発売日・カラーバリエーション
- 商品名：KATANA（GSX-S1000SRQM6）
- メーカー希望小売価格：1,683,000円（消費税10%を含む）
- 発売日：2025年11月11日
- カラーバリエーション：ミスティックシルバーメタリック（YMD）、パールビガーブルー（YKY）の2色展開
主要諸元
| 型式 | 8BL-EK1AA | |
|---|---|---|
| 全長 / 全幅 / 全高 | 2,130mm / 820mm / 1,100mm | |
| 軸間距離 / 最低地上高 | 1,460mm / 140mm | |
| シート高 | 825mm | |
| 装備重量 ※1 | 215kg | |
| 燃料消費率 ※2 | 国土交通省届出値：定地燃費値 ※3 | 21.2km/L（60km/h） 2名乗車時 |
| WMTCモード値 ※4 | 16.2km/L（クラス3、サブクラス3-2） 1名乗車時 | |
| 最小回転半径 | 3.4m | |
| エンジン型式 / 弁方式 | DTB1・水冷・4サイクル・直列4気筒 / DOHC・4バルブ | |
| 総排気量 | 998cm3 | |
| 内径×行程 / 圧縮比 | 73.4mm × 59.0mm / 12.2：1 | |
| 最高出力 ※5 | 110kW〈150PS〉 / 11,000 rpm | |
| 最大トルク ※5 | 105N・m〈10.7kgf・m〉 / 9,250rpm | |
| 燃料供給装置 | フューエルインジェクションシステム | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | フルトランジスタ式 | |
| 潤滑方式 | 圧送式 | |
| 潤滑油容量 | 3.4L | |
| 燃料タンク容量 | 12L | |
| クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 2.562 |
| 2速 | 2.052 | |
| 3速 | 1.714 | |
| 4速 | 1.500 | |
| 5速 | 1.360 | |
| 6速 | 1.269 | |
| 減速比（1次 / 2次） | 1.553 / 2.588 | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| キャスター / トレール | 25° / 100mm | |
| ブレーキ形式（前 / 後） | 油圧式ダブルディスク（ABS） / 油圧式シングルディスク（ABS） | |
| タイヤサイズ（前 / 後） | 120/70ZR17M/C（58W） / 190/50ZR17M/C（73W） | |
| 舵取り角左右 | 29° | |
| 乗車定員 | 2名 | |
| 排出ガス基準 | 平成32年（令和2年）国内排出ガス規制に対応 | |
- 装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります。
- 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
- 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
- WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
- エンジン出力表示は「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は、「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。〈 〉内は、旧単位での参考値です。
- 車体色はモニター表示のため、実物とは異なる場合があります。
- 仕様および装備は予告なく変更する場合があります。
- 掲載写真には、合成または特別に許可を得て撮影したものが含まれます。
