ENNEは、特定原付バイク「T350Pro」の2025年モデルを2月7日に発売した。今回はマイナーチェンジで、メーター下部にUSBポートを新設し、スマートフォンなどの充電が可能となった。

スマホの充電も可能に

「T350Proは、2023年6月に発売された「T250」の後継機種で、発電能力を従来の8倍に向上させ、モーター出力も250Wから350Wへと強化されたモデル。

リアキャリアに専用のコンバーターキットを搭載し、50RPMから100RPMのケイデンスでペダルを漕ぐことで、バッテリーと同等の電圧を生成する発電機能を持つ。これにより、バッテリー切れの際にもペダル操作で電力を補充し、走行を継続できる。もちろん通常の電動バイクのようにアクセル操作での走行も可能であり、ユーザーの利便性を高めている。

カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ベージュ、ブルーの4色展開。

スペックは、速度モードは6km/hと20km/hの2段階、車体重量は18kg、組み立て時サイズは1360×570×1040mm、折り畳み時サイズは750×500×600mm、タイヤサイズは14×1.95インチ。

航続距離は50~70km、最大航続距離は100~140km。車体最大荷重は150kg、適用身長は140~210cm。定格出力は350W、瞬間最大電力は700W、発電機定格出力は350W。対応地形は都市部や山地で、防水レベルはIP54。製品保証はフレームが2年間、バッテリー・モーターが1年間となっている。

「T350Pro」は、日常の移動手段としての利便性と、万が一のバッテリー切れにも対応できる安心感を提供する。

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