試乗 スーパーカー並みの速さを誇る新型EV「ロータス エメヤ」に試乗「こっちの方がよくできている!」【写真・6枚目】 0→100km/h加速はなんと2.78秒! エレトレと比較すると、エメヤは全長と全幅はほぼ同等、全高のみ172mm低い。その一方でホイールベースは50mm長く、より伸びやかに見えるのはこのせいもあるだろう。 エレトレと共通のデザインエレメントとなる、L字型のデイタイムランニングライト。ヘッドライトはその下の黒い部分に隠されている。 通常は21インチが標準だが、試乗車はオプションの22インチホイールを装着。タイヤサイズは前265/35R22、後305/30R22。銘柄はミシュラン・パイロットスポーツEVだった。 将来の自動運転を見据え、LiDARセンサー4基、レーダー18基、カメラ9基を搭載するエメヤ。こちらはルーフに格納されるLiDARセンサー。周囲の人やクルマ、パイロンなどの認識状況はモニターに表示される。 バッテリー容量は102kWhで、一充電航続距離は435~485km(WLTP統合)を標榜。充電は200Vの普通充電とCHAdeMO方式の急速充電に対応。コネクターは左リヤフェンダー部にある。 デザインの方向性はエレトレと共通するが、インパネやセンターコンソールの形状は若干異なる独自のもの。試乗車はオプションのカメラ式サイドミラーを装着していた。 通常は5人乗り、オプションの「エグゼクティブパック」を選ぶと後席がセパレートシートになり、4人乗りとなる。ロングホイールベースのため後席居住性は意外に悪くない。 通常は5人乗り、オプションの「エグゼクティブパック」を選ぶと後席がセパレートシートになり、4人乗りとなる。ロングホイールベースのため後席居住性は意外に悪くない。 実はリヤに巨大なテールゲートを持つ5ドアハッチバックのエメヤ。ラゲッジルーム容量は509リットル。フロントフードの下にも31リットルの小さなスペースがある。 エアロダイナミクスはロータスのお家芸。アクティブグリルシャッターのほか、アクティブリヤスポイラーは速度に応じて2段階で展開する。 エアロダイナミクスはロータスのお家芸。アクティブグリルシャッターのほか、アクティブリヤスポイラーは速度に応じて2段階で展開する。 先月のエレトレに続き、今月はロータス製EVの第三弾、ハイパーGTのエメヤを取り上げる。一見すればわかるように、SUVのエレトレと4ドアサルーンのエメヤは、デザインの方向性はもちろん、モーターやバッテリーなど数多くのコンポーネントを共有する。果たして走りにはどんな違いがあるのだろうか。 この画像の記事を読む