試乗 いまや希少な“フル4シーターカブリオレ” 新型「マセラティ グランカブリオ」に試乗【写真・1枚目】 第2世代目となるグランカブリオが日本に上陸した。 キャンバス製のソフトトップは、ベージュ、グレー、レッド、ブラック、ブルーの5色から選択することができる。開閉に要する時間は14秒。50km/h以下なら走行中でも操作することが可能だ。操作はタッチスクリーンで行う。 キャンバス製のソフトトップは、ベージュ、グレー、レッド、ブラック、ブルーの5色から選択することができる。開閉に要する時間は14秒。50km/h以下なら走行中でも操作することが可能だ。操作はタッチスクリーンで行う。 インパネはクーペのグラントゥーリズモに倣うもの。ステアリングのセンターパッド下にある2つの丸いスイッチは、左がエンジンのスタート/ストップボタン、右がドライブモード選択ダイヤル。 車重はクーペに比べ120kg増加しているが、少なくとも単独で走らせている限りそのネガを感じることはなかった。走行モードは「コンフォート」「GT」「スポーツ」「コルサ」の4種類。 MC20に初搭載された3.0リッターV6ツインターボは、F1由来の技術であるプレチャンバー燃焼を行い、熱効率を高めた「ネットゥーノ」エンジン。トランスミッションはZF製の8速AT。 タイヤは前265/30ZR20、後295/30ZR21で、試乗車はピレリPゼロを装着。ブレーキキャリパーはレッドが標準、ブルー、イエロー、ブラックはオプションとなる。 インテリアカラーはホワイト、ブラック、レッドの3種類からチョイス可能。フロントシートには首まわりを温めるネックウォーマーが標準装備。3段階で温度を調節することができる。 トランクルーム容量はクローズ時172リットル、オープン時はソフトトップを上部に格納するため131リットルとなる。 マセラティの歴史には印象的なオープンモデルが非常に多い。1958年の3500GTスパイダーにはじまり、スパイダー・ザガート、グランスポーツ・スパイダー、そして近年のグランカブリオ。今回、その2代目が日本上陸を果たした。 この画像の記事を読む