シティユースか本格オフロードか、どちらを選ぶかが最大の問題だ

まずはXJ07から。こちらはブランド内でも特にオフロード感を強く押し出したホイールとなる。最大の特長はリム部分にあしらったビードロックを思わせる造形だ。ビードロックといえばオフロード走行時に空気圧を下げてもタイヤがホイールから外れないようにする構造のこと。だからこそ、超絶に「らしさ」が高まるというわけ。もちろん力強さを生み出すスポークアレンジも見逃せない。ビードロック風デザイン、そしてスポークデザインの両面から装着車両にインパクトを与えてくれる。

対してもう1本のジャーニーは、敢えてシンプルな造形を与えたホイールだ。往年の鉄ちんホイールを思わせるデザインはどんなスタイルでも自然にマッチ。オフロードスタイルだけでなく、シティユースでも似合うオシャレなディスクを実現している。どちらのホイールを選ぶかは求めるスタイルに合わせて選ぶと良いだろう。

ショートバンパーやガードバーとXJ07を組み合わせて本格クロカンを楽しんでもいいし、スッキリとした造形のバンパーとジャーニーを合わせてスタイリッシュにまとめても良い。どちらにするか悩んでしまいそうだが、この悩みこそカスタムの醍醐味なのだ。

ビードロック風デザインで魅せるワイルドなホイール

最大の特長であるビードロック風リム部分のピアスボルトは、打ち込みではなくねじ込み式。そのため、レンチで回せば外れる構造となっている。しかも、ボルトカラーも単純なシルバーではなくチタン風の色味を採用。そのため、より本物に近い質感を与えている。なお、サイズは12インチと13インチ、14インチを設定。エブリイを筆頭としたKカーに最適なラインアップとなっている。ブラック系の他ブロンズも用意されているのもポイントだ。


【MLJ XTREME-J XJ07(エムエルジェイ・エクストリーム エックスジェイ07)】

SIZEINSETCOLORPRICE
12×4.00B42サテンブラック3万3000円
マッドブロンズブラックリム3万6300円
グロスブラックマシンインディゴ
13×4.00B43サテンブラック3万5200円
マッドブロンズブラックリム3万8500円
グロスブラックマシンインディゴ
14×4.5J43サテンブラック4万700円
マッドブロンズブラックリム 4万4000円
グロスブラックマシンインディゴ

どんなスタイルにもハマるニュートラルなディスクデザイン

シンプルなディスク面と細長の四つ穴を組み合わせたジャーニー。個性を主張しすぎないスッキリとしたデザインワークは、どのようなスタイルでも似合うのは間違いない。また、組み合わせるタイヤも、M/TだけでなくA/Tでもハマるため乗り心地に気を遣うユーザーでも履きやすいのがメリットだ。なお、設定カラーは3色。サイズラインナップは12インチと14インチとなっている。クラシカルなホイールを求めている方はぜひ。

【MLJ XTREME-J JOURNEY(エムエルジェイ・エクストリームジャーニー)】

SIZEINSETCOLORPRICE
12×3.50B45ガンブラック2万9700円
グロスホワイト
12×4.00B42ガンブラック2万9700円
グロスホワイト
14×4.5J43ガンブラック3万7400円
グロスホワイト
サテブラック

【244万円〜】リフトアップした「エブリイ」が車検もOK!! 構造変更不要でそのまま乗れる! 日常メンテも中長期的にバックアップ

・オープン10周年の筋目を迎えるハイクはエブリイに精通したプロショップ ・カスタムコンプリートはセミオーダー制を採用 ・スズキ純正の診断機STDⅡも導入しメカニカルチェックも可能

ルシオールの軽ワゴン・エブリイが衝撃的! 複雑かつ精密なバンパーエアロは造形美際立つ仕上がり

アゲ仕様の人気が高まっているとはいえ、サゲ仕様の人気が落ちているわけではない。なにせ、車高を落としたクルマはとにかくカッコいいからだ。ルシオールの2台は真逆のコンセプトを擁しながらも「低車高のカッコよさ」という点では共通の性質を抱いている。後編はバンパースタイルの魅力をお届け!

KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.43 スズキ エブリイ No.16より