見た目も機能もド直球のインパクト系SEVチューン

レーシングカーのようなスタイルが印象的な80ヴォクシー。ソレもそのはず(!?)、オーナーのヒロさんは当車で筑波サーキットを走っていたのだから! 「今はエアサスにしたから走れなくなったけど」と話すが、たとえばシートはタイムアタックマシンが採用するレカロだったり、各部にSEVを装着するなど、走り最優先でセットアップした名残がそこここにあった。

この超個性的なグラフィックはラッピングによるモノ。デザインをイチから起こしていて、プロと相談しながら細部を煮詰め仕上げていった力作。重用するSEVを前面に出した本物のレーシングカー(もしくはサポートカー)のような仕上げは、現場(10月12日開催の『ロウフェス』)でもひと際目立っていた。ちなみにSEVはエンジンルーム内にもギッシリ。スーパースポーツが買える(!)ほど装着しているとか(効果も当然体感しているそう!)。

ボンネットのグラインダータトゥも斬新。いわゆる和彫りで、こんな仕上げ方も可能なのだ。

トヨタ・ヴォクシー【80系・2019年】
レーシングマシンを彷彿させるグラフィックがまず視界に飛び込む! プロと意見交換して仕上げていった力作でもある。
虎、竜、鳳凰という和彫りのグラインダータトゥがインパクト大! 「私の好きなゴールドで」仕上げた。超個性的な仕上げと言えよう。
ホイールはBBSで、エンドレス製ブレーキを合わせたのが、走っていたことの証左。走りのため、ホイールは1ピース構造のモデルだ。
以前は車高調だった。サーキット走行も当車で楽しんでいたが、エアサスに換えたことでソレは断念。今後は「大人の楽しみ方」に転換!?
シートはレカロのフルバケ『RMS』。サーキットタイムアタック仕様のマシンが採用する、本気モードのスポーツシートだ。
トヨタ・ヴォクシー【80系・2019年】
OWNER ヒロさん 「半年前にエアサスにしたのでサーキット走行は……。でもイベント参加というカタチで(クルマ趣味を)走り続けられれば!」と話すヒロさん。

主要SPEC ■ホイール:BBS・RE-07(19×7.5J) ■タイヤ:ミレバー・スポーツマクロ(215/35 R19) ■エクステリア:エアロ=ロェン、ヘッドライト=光工房、テールレンズ=ヴァレンティ ■インテリア:ステアリング=レアル、シート=レカロ ■チューニング:SEVチューン、エアサス=エアフォース、マフラー=センスブランド、ブレーキ=エンドレス

高効率ヒューズやアーシングは効果がある? 「オカルト系アイテム!?」って実際どうなの?

ネットやSNSで、めっちゃ効くという人もいれば、効果が感じられないといった声もある不思議系のアイテム。クルマ好きならやっぱり気になっちゃうアイテムだ。 今回、APITオートバックス東雲で、おすすめ&売れ筋パーツを聞いてきたので要チェックしていこう!

スバル車オーナーはぜひチェック!『6×9サウンドシステム』で手軽に音質アップ

最近のクルマはヘッドユニット交換がしにくいため、オーディオのグレードアップが図りにくい状況になっている。スピーカーだけでハッキリ“違い”が体感できたら……。ユナイテッドサウンドが提案するスピーカーキットは、アイスフューズの技術をも駆使してソレを実現する。

貼るだけでOK!? 初のブレーキ専用SEV『ブレーキSC』を試してみたら、ブレーキング時の安心感が格段に違った!13年落ちのミドルセダンで実感

愛車の性能を良くしたい。でもチューニングパーツを装着するのはちょっと躊躇してしまう。ノーマル車の気になる部分のフィーリングをもう少し何とかしたい。そんな人たちに人気なのがSEVだ。クルマ本来が持つ性能を、ただ貼り付けるだけで引き出してくれる不思議アイテム。特許技術によって開発されているクルマ用のSEVは、初代が登場してから間もなく30年が経過。用途に合わせ数多くの魅力的な製品を展開している。 そのSEVに新製品が登場した。『SEVブレーキSC』だ。名前からも推測できると思うが、ブレーキシステムのために開発されたもの。なんと驚くことにブレーキ専用品としては、SEV初アイテムだ。 「SC」は「セーフティコントロール」の略。ブレーキシステムに装着することで、ブレーキのフィーリングに変化が体感できるというから興味津々だ。

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年12月号 No.360より