無駄を廃した実用的シンプル

堅牢な佇まいで登場した250は、デザインがまず好評。直線を基調としたスッキリとしたデザインは、悪路を走る際に起こりえる事態にも配慮して設計されたシンプル系となっている。例えば車体のコーナー部の角を意識的に削いで、狭い場所を走る際の取り回しを向上させたほか、ボンネット中央を窪ませてボディのサイズ感を掴みやすく設計するなど、いわれれば確かになこだわりが随所に見られる。ボリュームを削いだドア下半分は、異物との干渉回避も狙うなど、そのデザインにはそれぞれに機能的な理由があるのだ。比較的高めの位置に配置されるヘッドライトも、破損リスクを配慮した結果と、語れる特徴は多数ある。

ランクルプラドからランクル250への乗り換え時の注意点はコレ!

さり気ない違いに大きな差が生まれた250、8つのポイント

【1】ヘッドライトは丸目含め全3種類

【2】ボディコーナーを面削ぎ

250は一見角張っている印象があるが、じつはボディのコーナー部分は、面削ぎという処理が行われており、丸みがかっている。狭い道や草木が生い茂る場所などでも、支障なく運転するための配慮。

【3】便利なガラスハッチ標準

ZX・VXに標準装備される“開閉式”のガラスハッチはとても便利。スマートキーを携帯していれば施錠時でもガラスハッチだけを開くことができるほか、バックドアを開けるスペースがない場合も重宝する。

【4】足の抜き差しでバックドアが開く

便利機能といえば、跳ね上げ式のハンズフリーパワーバックドアも見過ごせない。バンパーの下につま先を出し入れするだけでバックドアが自動で開く機能で、ZXに標準。停止位置の記憶も可能。

【5】四隅が掴みやすい窪み

250のボンネットは両端が盛り上がり、中央が低くなっている。その理由は、決して小型とはいえない250を誰でも安心して扱えるよう、凹凸を付け四隅(ボディのサイズ感)を掴みやすくしているのだ。

【6】視界確保の些細な工夫

前席の窓枠ラインが下がっているが、これはデザイン以前に、側面の干渉が際どい時など、思わず覗き込みたくなるシーンを想定したもの。70の流れを汲んだもので、先代プラドより30㎜下げている。

【7】ヒッチメンバーを追加可能

250はパワーもあり、ジェットスキーやバイクなどを乗せたトレーラーなどを牽引可能。牽引にはオプションのヒッチメンバーや、トレーラーヒッチが必要。ヒッチメンバー装着車はバンパー中央が盛り上がる。

【8】両端の一部が交換できるフロントバンパー

市街地では起こりにくいが、木々が生い茂るダートなどを走る際、思わぬ破損を招くケースがあるバンパー。うち、もっともダメージを受けやすいフロント左右端のパネルのみ、部分的に交換することが可能(矢印部分)。

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【トヨタ・ランドクルーザー250 最新カスタムガイド #001/モデリスタ】 2024年4月に発売を開始し、速攻で初期オーダーがストップしてしまうくらいの人気を博したランクル250。 大人気だった150プラドの後継として待望のフルモデルチェンジということで、その人気も納得。 東京オートサロン2025でも、出展車がかなり多く、最近では街でもかなり見かけるようになった。 これだけ人気の車種だけに、やはりカスタムをして自分仕様を構築していきたいところ。 注目度爆アゲ中である、ランクル250のファーストステップカスタムを探していこう。

STYLE RV(スタイルRV) Vol.187 トヨタ・ランドクルーザー250 No.2より