新車レビュー ヘッドライトの位置にも理由あり!『トヨタ・ランドクルーザー250』は、機能美こそ大きな魅力【写真・5枚目】 丸目/VX(オプション) 3眼プロジェクター/ZX 3眼リフレクター/VX、GX 市街地では起こりにくいが、木々が生い茂るダートなどを走る際、思わぬ破損を招くケースがあるバンパー。うち、もっともダメージを受けやすいフロント左右端のパネルのみ、部分的に交換することが可能(矢印部分)。 250のボンネットは両端が盛り上がり、中央が低くなっている。その理由は、決して小型とはいえない250を誰でも安心して扱えるよう、凹凸を付け四隅(ボディのサイズ感)を掴みやすくしているのだ。 250は一見角張っている印象があるが、じつはボディのコーナー部分は、面削ぎという処理が行われており、丸みがかっている。狭い道や草木が生い茂る場所などでも、支障なく運転するための配慮。 前席の窓枠ラインが下がっているが、これはデザイン以前に、側面の干渉が際どい時など、思わず覗き込みたくなるシーンを想定したもの。70の流れを汲んだもので、先代プラドより30㎜下げている。 ZX・VXに標準装備される“開閉式”のガラスハッチはとても便利。スマートキーを携帯していれば施錠時でもガラスハッチだけを開くことができるほか、バックドアを開けるスペースがない場合も重宝する。 250はパワーもあり、ジェットスキーやバイクなどを乗せたトレーラーなどを牽引可能。牽引にはオプションのヒッチメンバーや、トレーラーヒッチが必要。ヒッチメンバー装着車はバンパー中央が盛り上がる。 便利機能といえば、跳ね上げ式のハンズフリーパワーバックドアも見過ごせない。バンパーの下につま先を出し入れするだけでバックドアが自動で開く機能で、ZXに標準。停止位置の記憶も可能。 この画像の記事を読む